本当は危ない? サプリ・トクホ-週刊東洋経済eビジネス新書No.47
東洋経済新報社
- 週刊東洋経済編集部(著者)
サプリ、トクホを含む健康食品の市場規模は1兆7000億円以上に膨らんでおり、巨大な産業だ。 だが本当に効くのか、宣伝に嘘はないのか。サプリによる健康被害や死亡例など、本当は危ない?サプリの真相に迫った!
日本人の6割以上が当たり前のように取っているサプリメントやトクホ。グルコサミンやコラーゲン、ヒアルロン酸など多様な種類のサプリがインターネット通販で売られているほか、100円ショップなどでも取り扱いが増えている。
利用者は成人だけでなく、ペット用や子供向けサプリまで登場。2010年の調査結果によると、就学前幼児の15%にサプリの利用経験ありという結果も出ている。
サプリとともに健康食品と呼ばれる特定保健用食品(トクホ)も、最近ではサントリー食品インターナショナルの「特茶」や花王の「ヘルシアコーヒー」などがヒットを飛ばしている。
今やサプリ、トクホを含む健康食品の市場規模は1兆7000億円以上に膨らんでおり、巨大な産業だ。しかも、サプリの規制緩和で2兆円の健康食品市場は4兆円、6兆円になろうとしている。
だが本当に効くのか、宣伝に嘘はないのか。
本書では人気のサプリ商品が本当に効くのか、サプリによる健康被害や死亡例など「天然成分だから大丈夫」「薬と違って副作用がない」と思われがちなサプリの真相に迫った!
発売日:2013-11-30
目次
サプリ・トクホ発展途上の2兆円市場
column“サプリ王国”九州のトップ10企業
column サプリ会社の原価率はいくら?
ネット調査で浮き彫りに! 誰がサプリを買っているのか
規制緩和で動き出す2兆円市場
キッコーマンが米国製サプリで逆上陸
Interview 大阪大学大学院 医学系研究科教授 内閣府規制改革会議委員 森下竜一
間違いだらけのサプリ選び
column 100均サプリってどうよ?
column ダイエット系は本当にやせる? 海外製は要注意
Interview 「毎日250粒のサプリを食す」和洋女子大学教授 三浦俊彦
Interview 「サプリでアンチエイジングの実践」慶応義塾大学医学部教授 坪田一男
あなたにサプリは必要? 不要?
死亡例も! 取り方次第で毒になるサプリ
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