ちょっと自慢できる ヒコーキの雑学100
インプレス
- チャーリィ 古庄(著者)
ヒコーキ好きのための豆知識が満載!
全国のヒコーキファンにおくる
ヒコーキ好きのための豆知識が満載!
ヒコーキには夢が詰まっている。
ほんの数時間、機上の人となるだけで、文化も風習も日本とはまったく異なる地へと運んでくれるからだ。
未知の世界へのとびらを開けてくれるヒコーキは、その言葉を聞くだけで心がワクワクするものだ。
2019年はボーイング787以来となる新しい機材の就航もあり、ヒコーキの話題があちらこちらで聞かれることになるだろう。
旅をするときに乗ったり、空港の展望台で見たり、有名な観光地で撮影したり……と、
身近な乗り物であるヒコーキは、老若男女を問わず、とても人気があるが、
「パイロットになるのに学歴は関係ない」
「制服を見れば、機長か副操縦士かが分かる」
「空にも決められた道がある」
「滑走路はじつは平らではない」
「水ようかんは持ち込めるがBigプッチンプリンは持ち込めない」
など、意外と知らないことが多い。
本書では、そんなヒコーキの雑学を、
「パイロット&キャビンアテンダント編」
「機材編」
「空港編」
「機内編」
の4つのカテゴリーに分けて、100個用意。
世界中を駆け巡り、ヒコーキの世界を知り尽くした男、
航空写真家 チャーリィ古庄(2014年、「世界で最も多くの航空会社に搭乗した人」としてギネス認定)がユニークなイラストを交えて解説する。
ヒコーキが大好きな著者が日本中のヒコーキ好きのために執筆した最新刊。
本書を読めば、世界のヒコーキ事情が手に取るように分かる。
発売日:2019-07-05
ページ数:224ページ
目次
表紙
ギャラリー
はじめに
目次
パイロット&キャビンアテンダント編
01 パイロットになるのに学歴は関係ない
02 ヒコーキに搭乗するCAの人数は座席数で決まる
03 パイロットは特殊な地図を使っている
04 制服を見れば機長か副操縦士かが分かる
05 パイロットと管制塔の無線は誰でも聞ける
06 パイロットには定期的な訓練・試験・身体検査がある
07 日本では眼鏡をかけたCAはいない
08 大型のヒコーキ免許では小型のヒコーキに乗れない
09 CAのメインの仕事は緊急時の保安要員
10 パイロットは別々の機内食を食べる
11 パイロットの人数は飛行時間で変わる
12 LCCだってパイロットの基準は変わらない
13 長距離路線のパイロットはベッドで横になれる
14 CAには身長制限がない
15 パイロットの乗務時間には制限がある
16 客室乗務員のことを必ずCAと呼ぶわけではない
17 パイロットは訓練中に長距離飛行を体験する
18 CAも機材ごとの資格を取得しないと乗務できない
19 ヒコーキの免許は車より若くして取得できる
20 ジーンズやポロシャツが制服の航空会社がある
Column1 飛びすぎはつらいよ! 1泊3日の海外出張
機材編
21 ヒコーキは短くて10年、長いと50年も使用される
22 日本着でもっとも飛行時間がかかる路線はメキシコシティ
23 ヒコーキにも1年に1度車検がある
24 自社保有のヒコーキを1機も持っていない航空会社もある
25 ヒコーキの窓は3層構造になっている
26 旅客機でも割と多くの貨物を運んでいる
27 ヒコーキの水平飛行は、じつは水平じゃない
28 国際線ビジネスクラスのシートに国内線で乗れる
29 ヒコーキを購入するときは航空会社がエンジンを選ぶ
30 同型のヒコーキでも胴体が長いものと短いものがある
31 ヒコーキの塗装にステッカーを貼るものがある
32 地球上のほとんどの場所に直接飛べるヒコーキがある
33 ヒコーキはバックできるが、しないようにしている
34 エンジンの最大出力には時間制限がある
35 ドラム缶1,500本以上の燃料を積むことができる
36 ヒコーキの翼はまあまあしなる
37 小型機は搭乗時に乗客の体重を計っている
38 ジェットエンジンには渦巻き模様が描かれている
39 ヒコーキのタイヤは約200回使うと交換する
40 空の仲間にも優先順位がある
41 ヒコーキは手作業で洗浄する
42 空にも目には見えない決められた道がある
43 ヒコーキは気温が高いと性能が低下する
44 ヒコーキの乗り降りは左側が基本
45 もっとも大きなヒコーキは、なんと800人乗り
46 ヒコーキは視界ゼロでも自動で着陸できる
47 滑走路ではなく水上を離着するヒコーキがある
48 富士山の4倍以上の高さを飛べるヒコーキがある
49 ヒコーキにもナンバープレートのようなものがある
50 世界の空を飛ぶ眼科専門の病院機がある
51 ヒコーキのボディ外板は最薄2mm程度しかない
52 コックピットの窓が開けられるヒコーキもある
53 ヒコーキは雷に打たれても墜落することはない
54 ジャンボジェット機はベンツ6,000台分の価格
55 ヒコーキにもスピード違反がある
56 小型プロペラ機の操縦は意外と難しい
57 ヒコーキは風向きによって飛ぶ方向が違う
58 米大統領が私用で使えるエアフォースワン
59 世界でもっとも短い路線の飛行時間はわずか2分
60 ヒコーキの事故率はかなり低い
61 顔パスで乗れる航空会社がある
62 行きと帰りで飛行時間がかなり違うことがある
63 エンジンの数は昔よりも減っている
64 悪天候時、着陸できるヒコーキとできないヒコーキがある
Column2 その男・不審者につき! 海外の撮影は命がけ
空港編
65 滑走路は、じつは平らではない
66 航空会社が座席数よりも多くの予約を取るのは常識
67 空港の管理者は国、県、民間とさまざま
68 雪国の空港の滑走路の標示はオレンジ色
69 空港にも守るべき門限がある
70 ライフル銃を持った人が滑走路に時々現れる
71 雪の滑走路を除雪する特別チームがある
72 空港職員のアルファベットの読み方は普通とは違う
73 夜の滑走路に輝く照明の色には意味がある
74 日本には100近い空港がある
75 管制官がいない空港もある
76 空港にはヒコーキを誘導する仕事がある
77 雪の日は離陸前に謎の液体をヒコーキにかける
78 最新の空港はチェックインも出国審査も無人で行う
79 戦闘機と旅客機が同じ滑走路を使っている
Column3 〇〇と航空写真家は高いところが好き!?
機内編
80 世界には自由席のヒコーキがある
81 水ようかんは持ち込めるがBigプッチンプリンはダメ
82 機内でシャワーを浴びられるヒコーキがある
83 ヒコーキの座席数は航空会社が決められる
84 ホテルのような個室でバトラー付きのヒコーキがある
85 離着陸時にアメをなめると耳がツーンとしにくくなる
86 海外ではペット同伴でヒコーキに乗れる
87 非常口座席に座るにはクリアすべき条件がある
88 機内清掃は専門のプロフェッショナルが行う
89 ファーストクラスよりも上のクラスがある
90 太った人専用のシートベルトがある
91 バイオリンを持ち込むときは楽器用の席を予約できる
92 機内で食べる食事は味がいつもと違う
93 進行方向とは逆方向に座る座席がある
94 上級クラスなら専用車でヒコーキまで送迎してくれる
95 機内には青竹踏みなど意外なものが積まれている
96 出発前に座席を移動してはいけない
97 必ず神様に祈ってから出発する航空会社がある
98 パイロット気分が楽しめるカラオケがある
99 着陸前に機内で殺虫剤を散布する航空会社がある
100 LCCにもビジネスクラスがある
おわりに
奥付
著者プロフィール
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チャーリィ 古庄(著者)
1972年東京都生まれ。ヒコーキ専門の航空写真家。
アメリカ・ロサンゼルスの航空アカデミーに留学、航空機操縦資格を取得。ロサンゼルスベースの米系航空会社にて運航業務全般と航空機売買等を手がける。日本帰国後は国内航空会社、米系航空会社に勤務後、2001年より航空写真家として独立。
雑誌各誌に自ら撮り歩いた100以上の国や地域の航空・観光写真を発表。以来、航空会社、空港、旅行会社などの宣伝・広報媒体やカレンダー制作、テレビ・ラジオの航空関連番組出演、カメラメーカー主催の航空写真セミナーや写真教室、トークショーなどを積極的に行っている。2016年、千葉県成田市・さくらの山公園内の空の駅さくら館でヒコーキグッズ店「フライトショップ・チャーリイズ」をオープン。
過去に搭乗した航空会社の数は200社以上、訪れた空港の数は約500カ所。 年間10~20回は海外に渡航し、欧米はもちろんアフリカから南米まで、ヒコーキが撮れるところならどこへでも出かけていく。
2014年春、「世界で最も多くの航空会社に搭乗した人」としてギネス認定。Canon EOS学園航空写真教室講師。2016年伊勢志摩サミットVIP機公式記録カメラマンを担当。ヒコーキ関連の著書、写真集は約30冊。
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