カフェであった泣ける話
涙の味はビターブレンド
マイナビ出版
- 朝比奈歩(著者)、 浅海ユウ(著者)、 石田空(著者)、 神野オキナ(著者)、 桔梗楓(著者)、 澤ノ倉クナリ(著者)、 霜月りつ(著者)、 那識あきら(著者)、 鳴海澪(著者)、 浜野稚子(著者)、 水城正太郎(著者)、 南潔(著者)、 丸紅茜(イラスト)、 ファン文庫Tears(編集)
あなたが最後に泣いたのは、いつだったか覚えていますか?
あなたが最後に泣いたのは、いつだったか覚えていますか
本書は日々の生活で疲れているあなたに、一粒の涙を届けるために作られました。
収録されているのは、(悲しいのではなく)感動して泣ける短編が12編。そこには、あなたの好みのストーリーがきっと見つかります。
本書では「カフェ」にまつわる、出会いや別れのエピソードを掲載しました。
【掲載エピソードの一部】
「二十三年分のエスプレッソ」
郊外のベッドタウンにある小さな喫茶店。閉店直前に来店した客に見覚えが…。
「ツケのきく店」
喫茶店の昼食を楽しみにしている会社員。今日も常連の老人から話しかけられた。
「たしかにあの窓辺が好きだった」
臨時休業の張り紙を見て、がっかりする美沙。仕事帰りにここへ来るのが楽しみだったのに。
「名前のない喫茶店」
昔ながらの喫茶店に惚れ込み、「アルバイトは募集していませんか?」と聞いてしまった。
「思い出のカヘバー」
小学校時代、友人と通っていた雑貨屋の奥のスペース。僕たちが「カヘ」と呼んでいた場所。
【執筆陣】
二人の岐路/朝比奈歩
名前のない喫茶店/浅海ユウ
たしかにあの窓辺が好きだった/石田空
ツケのきく店/神野オキナ
二十三年分のエスプレッソ/桔梗楓
ひなたの傷/澤ノ倉クナリ
思い出のカヘバー/霜月りつ
待ち合わせの途中/那識あきら
孫はアメリカにいる/鳴海澪
偽物ビジュー/浜野稚子
コーヒーの味/水城正太郎
注文の少ないクソ客と注文の多い神客/南潔
発売日:2020-11-12
目次
ラインナップ
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- ラストレター
- 孤独なつむぎにとって、同級生のハルキだけが心許せる存在だった。病を患い入院中の彼は、弱さを見せずいつも笑顔でつむぎの心を明るく照らした。しかし彼は突然、療養のためつむぎの前から姿を消してしまう。
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- 君とソースと僕の恋
- 美大生の宇野正直は、大学の近くのコンビニでバイトをしている。そこには、毎日なぜか「ソース」だけを買っていく美人がいた。
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- 霞村四丁目の郵便屋さん
- もしもあの日、好きと伝えていれば…。最愛の幼馴染・遥と死別した瑛太は、想いを伝えられなかった後悔を抱き、前へ進めずにいた。そこに現れた“天国の郵便屋”を名乗る少女・みやびは、瑛太に届くはずのない“遥からの手紙”を渡す。
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- こんこん、いなり不動産
- 不思議なご縁に導かれ、あやかし達が家探し…?キツネ顔の社長が営む、心温まる不動産屋さんへようこそ―。
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