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CASE4:個々の感性を把握・活用したい AIでユーザーの行動を予測し、好みにあった提案をする

洋服の趣味や味覚といった“感性”をもとに、ユーザーにマッチした提案ができれば…。そんな感性をデータ化し、適切な購買予測やレコメンドを実現する「パーソナライズ」がAIによって生まれています。

[SERVICE NAME]SENSY​

人間の感性をデジタル化するAIのSENSYを基盤に、需要予測やパーソナライズしたDM発行、コーディネート提案、試飲データを元にした飲料のレコメンド、チャットボットといった各種AIサービスを提供している。導入の最低利用期間は6カ月、月額100万円ほど。

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渡辺祐樹
SENSY(株)代表取締役CEO。慶應義塾大学で人工知能アルゴリズム研究に従事。卒業後はコンサルティング業など幅広いビジネス経験を有する。2011年、SENSYの前身となるカラフル・ボード(株)を設立。AI技術を活用した新規事業開発を得意とする。

感性をデジタル化する

多量のデータを人間より高速かつ正確に分析するというのが、現在AIの利用方法として多いものとなっていますが、SENSYでは、ユーザーの行動履歴などを元に、人間の“感性”をデジタル化しさまざまな分野で活用できるようにしています。つまり、AI登場以前には具体的な指標が持てなかったものが、判別できるようになったというわけです。その仕組みを、SENSY(株)代表取締役CEOの渡辺祐樹さんはこう話します。

「SENSYのベースにあるのは感性工学という学問で、人間の感性を分析することにAIを使っています。感性が形成されるのには何かしらの要因があるはずです。しかし、それは非常に複雑な因果関係を持ち、同じ人でも感性は常に変化をしています。そのため、これまでは分析をするのは困難でした。そこをディープラーニングによって複雑な因果関係を分析し、感性をデジタル化可能にしたのがSENSYの機能です」

そうしてユーザー個々のファッションセンスや味覚といった感性を導き出しています。

 

感性を活用するためのさまざまなサービス

同社では、感性を元に、来店や購買といったビジネスに繋がる行動を予測・促進させるサービスを提供しています。

「人間の感性を分析するSENSYがすべてのサービスの基盤エンジンになっていて、そこで誰がいつどこで何を買うというようなことを予測します。そうした予測を各サービスがアプリ的に機能し、それぞれに搭載したAIによって具体的な機能へと落とし込んでいます」

このとき、顧客の平均像ではなく、個々の感性を分析している点が大きな特徴です。そうしたデータを元に現在提供しているサービスには、需要予測・生産計画などを行う「SENSY MD」(01)、パーソナライズしたDM発行などができる「SENSY Marketing Brain」(02)、アパレルのECサイト上でコーディネート提案ができる「SENSY CLOSET」、試飲データを元に個々の好みに応じた飲料を提案してくれる「SENSY Sommelier」、チャットボット「SENSY bot for biz」、チャットボットと有人サービスセンターを連携させる「SENSY Chat Desk」があります。

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掲載号

Web Designing 2018年10月号

Web Designing 2018年10月号

2018年8月18日発売 本誌:1,530円(税込) / PDF版:1,200円(税込)

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本特集は、「いま」「ビジネス活用」「課題解決」をキーワードに、ビジネスにAIを導入するための考え方と方法を紹介します。
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■AIを導入すればなんでもできるようになると思っている
■Webサイト運営に効果的なAI活用を知りたい

10月号特集内のP058におきまして、AI Startup Studio by LedgeのURLを誤って記載しておりました。以下に訂正するとともに、読者のみなさまならびに関係者のみなさまに深くお詫び申し上げます。

AI Startup Studio by Ledge
https://www.ai-startupstudio.ai/

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