2018.06.26
[1-3]優れた人材を採用するための会社組織「超」進化論 Part.1 「募集要項」をつくる
最近の優秀な人材が働きたいと考えている理想の組織像は、働く人のためにより最適化された組織構造と重なっています。その理想の組織像とはどういったものかを知っておきましょう。
よい組織には優れた人材が集まってくる
「採用」と「組織改善」はセットで考えるべき課題と言えるでしょう。優れた人材がいればよりよい組織をつくることができ、よい組織ができれば優れた人材が集まってくる。これは、多くの方が肌で実感していることではないかと思います。
では、どんな組織に優秀な人材が集まるのでしょうか? そう聞かれたら多くの人が「一人ひとりの能力を最大限に活かす組織」と答えるのではないかと思います。かつてのように、社のメンバーが自らの個性を殺し、歯車のように働く組織は、うまくいかなくなってきています。この考え方は当然のことながら採用にも反映されており、「自分の能力を活かせる、あるいは活かしてくれる組織かどうか」は、エントリーしてきた人物がもっとも気にかける項目の一つとなっています。
会社の組織をどんな方向に進化させていくべきか
では、どういった組織形態を目指すべきなのでしょうか。それを考える際に役に立つのが、図04です。これは「組織経営の進化形態」と呼ばれる図で、下から上に向けて進化していく様子を示しています。


「組織経営の進化形態」下記参考より翻訳および一部加筆
(参考『Reinventing Organizations - A brief introduction- Gemma HornosCirera』 https://es.slideshare.net/gemma12/reinventing-organizationsillustrated- ppt)