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[お悩み17]SNSのKPIってどの数字から決めればいい?

関係構築やブランディングという性格の強いSNSは、KPIの立て方に迷いがち。でも、実はあまり難しく考えなくても大丈夫です。SNSを活用する目的から考え、自社にとって最適な指標を見つけましょう

 

何を見ればいい? SNSのKPIとは

Webサイトのように売り上げや会員獲得といった明確なコンバージョンがないSNSでは、成果をどのように評価すればいいのか迷う企業さまが少なくありません。毎日のリーチ数や「いいね」の数を眺めて一喜一憂するだけにならないよう、最初の段階できちんとKPIを設定しておくことが重要です。

例えば、KPIとしてよく用いられるのがフォロワー数やエンゲージメント数/エンゲージメント率です。ブランドへの好意形成やファン作りを目的とした場合、フォロワーからの「いいね」やコメントといったリアクションがその指標となるためです。KPIに設定したフォロワー数・エンゲージメント数/率の値に対し、それをどこまで達成できたかで成果を測る、という考え方になります。過去の自社の実績や、前の項目でご説明した業界別の投稿数・反応率を参考に、KPIとなる値を考えてみるのが第一歩です。

しかし、KPIはフォロワー数やエンゲージメント数/率に限らなくてもいいと考えています。目的に対してどんなアクションを得ればそれを達成できるのか、自分たちなりに評価になる指標を見つけ、その数値をKPIに設定すればいいのです。例えば、Twitterでの認知拡大が目的ならば、KPIはリツイート数に設定できます。Facebookで好意を得ることならば「超いいね」のリアクションボタンがそれに該当するでしょう。

あまり難しく考えず、自分ならどういう反応をするか、結果から逆算していくとわかりやすいと思います。

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掲載号

Web Designing 2017年12月号

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