７月22日～24日に第２回トライボーディアンONLINE大会が開催されました。
また、７月25日には連珠、チェス、バックギャモンで競うRCB-EDITIONが行われました。

参加された選手の皆さま、運営の皆様、お疲れさまでした。
大会結果は以下の通りです。また、各クラスの優勝者のコメントを記載いたします。
おめでとうございます！

初級クラス(7月22日実施)
1位　おとうふ
2位　ガリスピアー
3位　雨村忠頼

中級(7月23日実施)
1位　おとうふ
2位　テル
3位　星月たま

名人(7月24日実施)
1位　芝野龍之介
2位　川合仁
3位　硯川俊正

RCB-EDITION(7月25日実施)
1位　川合仁
2位　まさてる
3位　七盤の申し子

各クラス優勝者のコメント

【名人クラス優勝　芝野龍之介】

囲碁のプロ棋士の芝野龍之介です。
トライボーディアン大会は毎年最も楽しみにしているイベントです。毎回優勝を目標に参加させていただいております。
今回は、優勝することができてとてもうれしいです。
今まで信州大会での優勝経験しかなく、今回は全国から参加者が集まってくる、規模の大きな大会での優勝なので人生の目標を達成した気分です。
大会直前の修行はできていなかったので、簡単なミスをしてしまいやすい状況だったはずですが、それが発生しなかったのはかなり運が良かったです。
全大会を通して初めて囲碁で負けてしまいましたが、オセロでは初めて6戦全勝をできたので、何とか巻き返せました。将棋が相変わらず負け越しなので、次回以降に向けて、詰将棋を頑張ります。
トライボーディアンは年々レベルが上がっていっているように感じます。全体のレベルの上昇より速い速度で自分が成長できるようにこれからも修行し続けます。
最後になりますが、人生の目標を与え続けてくださる運営の方々には大変感謝しております。これからもよろしくお願いいたします。


【中級・初級クラス優勝　おとうふ】

皆様はじめまして、今回トライボーディアンONLINE初級・中級クラスで優勝しましたおとうふと申します。
将棋は対人で遊んでいた時期もあり特に苦手意識はありませんでしたが、囲碁とオセロはほぼ書籍での勉強のみで対局に臨むことになってしまい、厳しい戦いになると覚悟していました。本番では逆転ではあったものの将棋・オセロで有段の方にも一撃入れることができ、将棋・オセロは全勝という望外の結果となりました。惜しまれるのは囲碁の読みの甘さで、特に中級では1勝5敗と厳しい星取りでした。黒星先行で番勝負を争うことで精神的にも消耗したため、全体のマネジメントという意味でも囲碁の強化が今後の課題であると感じました。
これらの競技はいわゆる完全情報ゲームで、基本的に運の要素がない点が魅力であると思います。考え甲斐のある局面で頭を悩ませ、自分なりの答えを盤上に表現するのは楽しいことです。さらなる研鑽を積み、いつか桑名の地で七盤の猛者達に挑戦したいと思います。
末筆ながら、今回運営に尽力いただきました皆様に深謝いたします。楽しい大会をありがとうございました。

【RCB-EDITION優勝　川合仁】
今回のトライボーディアンONLINEは、名人クラスとRCBの2日間エントリーし、試合会場として桑名囲碁将棋サロン庵を選択しました。慣れている会場だと緊張感を持って試合に挑めると判断したからです。
1日目の名人クラスは2位と過去最高の成績で、調子はいいと思いました。ただ、翌日のRCBは初めての試みなのでどうなるかは全く読めませんでした。
しかし、RCBの連珠・チェス・バックギャモンはいずれも桑名七盤勝負の競技種目であり、その上位を目指す自分にとっては3種目とも普段から均等に親しみをもって取り組むことができている競技でした。
競技を始める前の3年前はこの3種目ともルールを知っている程度でしたが、各競技の先生方に師事し、普段からレッスンを受けて強化に努めていました。
結果は連珠4-0、チェス3-1、バックギャモン3-1の10勝2敗で、2位と勝ち数2の差をつけての優勝でした。連珠とチェスの相関は弱く見え、その両方で負けなければ上位を狙える気がしています。
優勝したからといって特別に何が変わるかは分からないですが、これからの自分の取り組みによってその価値が変わってくると思います。各選手の手本となるべく、気を引き締めて今後過ごしていきたいです。