2021年7月開催!!第2回トライボーディアンONLINE大会への意気込み|トライボーディアン協会

トライボーディアン協会

トライボーディアンは、将棋・囲碁・オセロのボードゲーム三種競技です。

2021年7月開催!!第2回トライボーディアンONLINE大会への意気込み

2021年7月22日~24日に第2回トライボーディアンONLINE大会が開催されます。

ここでは第1回大会優勝の葛岡祥さんはじめ、名人クラスに参加されるみなさんの意気込みコメントを紹介します。


葛岡祥さん(第1回トライボーディアンONLINE大会優勝)

第1回トライボーディアンオンライン大会名人クラスで優勝しました岩手県出身・在住の葛岡祥(くずおか しょう)と言います。この度は第2回の開催決定、誠におめでとうございます。
前回は初めてのオンラインでの開催ながら、スムーズな大会進行やYouTubeでの実況、サイドイベント等によりとても楽しく参加させて頂きました。運営に携われた方々には感謝の言葉しかありません。
今回は連珠・チェス・バックギャモンの別競技によるトライボーディアン「RCB-EDITION」も開催され4日間の開催と聞き、更に盛り上がりをみせるのではないかと期待しています。
最後に自分となってしまいますが、前回名人クラスで多くの実力者がいる中で優勝できたのは僥倖だったと感じています。しかしながら、出場するからには連覇を目指したいと思います。
私の座右の銘は「全力でいまを楽しむ」です。大会当日には皆様と充実した一時を過ごせることを心待ちにしています。


川合仁さん(第1回トライボーディアンONLINE大会4位)

こんにちは。川合仁と申します。学生将棋出身で、そのとき1998年に設立した「川合将棋研究会」は現在も続いていて、今度24年目に突入します。それまでも他競技はそれなりに知っている程度でしたが、2015年からトライボーディアン選手権に出場し、2018年9月から桑名七盤勝負の大会に参加するようになり、試合を目標として練習に励むことで一定の成績(第2回トライボーディアン名人戦4位、2018年・2019年後期・2020年桑名七番勝負世界ランキング1位)を収めています。現在は各競技を単一で戦えるように、各分野のトッププレーヤーから様々な指導を仰ぎながら日々研鑽に努めています。
 ONLINE大会は匿名でもできることもあってあまり詳しく書けませんが、第1回の名人戦のときはおそらく山陰地方の将棋勢2人と対戦したと思われます。あの時のメンバーが1か所に集まることはどのような状況であってもなかなか厳しいと思われるので、普段対面で対戦することが難しい方とも対戦ができたことは繋がりを感じることもできてとても貴重でした。
 大会を通じていい棋譜を残すことで、各競技のトッププレーヤーの社会的地位の向上を訴えたいです。その競技の社会的地位が低いためそれだけで生計を立てられないトッププレーヤーがすごい能力を持っているのになかなか世間で認められず、その能力と現実とのはざまで苦労を重ね競技を続けることが困難になっている姿をよく見かけます。各プレーヤーが競技の練習をすることで思考回路が整理され、それによって生産性が向上することを一般の方々に理解してもらえるような内容にしたいです。


阿部由羅さん(第1回トライボーディアンONLINE大会5位)

トライボーディアン日本選手権には、第1回から第5回まで皆勤しています(第4回:準優勝、第5回:優勝)。オセロを主戦場としていますが、ここ数年は将棋に力を入れています。
昨年はコロナ禍の影響で日本選手権が中止となり、トライボーディアン プレイヤーとして活躍の場がなくなってしまう可能性が危惧されました。
その中でオンライン大会が開催され、常連の方から新規参加の方までたいへん盛況だったことは、第1回から参加しているプレイヤーとして非常に嬉しい出来事でした。
トライボーディアンは、異種競技間交流の貴重な機会ですので、日本選手権の再開を切に望みつつ、オンライン大会がいっそう盛り上がることを祈念しています。
最近、将棋クエストに「詰めチャレ」(実戦詰将棋を30秒以内に解き、正解・不正解に応じてレーティングが変動するモード)が実装されました。
終盤の弱さを自覚していたため、毎日100問正解をノルマとして3ヶ月以上1日も欠かさず継続したところ、かなり終盤力が向上しました。
今回は、強化した終盤力を活かして、将棋で格上の方を倒して優勝することが目標です。
 

著者