from 日本女子プロ将棋協会

 

三浦三崎マグロ争奪将棋大会

 12月2日(日)に神奈川県三浦市で開催された「第31回三浦三崎マグロ争奪将棋大会」。今年からLPSAが協賛に加わり、石橋幸緒女流王位、藤森奈津子三段、大庭美樹初段、中倉宏美初段、北尾まどか初段の5人が審判棋士として参加しました。

 会場は朝から258人の選手の熱気に包まれました。この大会は入賞賞品が三浦のマグロというのが目玉で、選手は会場にある膨大なマグロの山を目にして、驚きの声を上げていました。
 入賞賞品だけではなく、お昼ごはんも三浦産の大根やわかめを使った粗汁にまぐろの漬(ヅケ)が用意されており、100人が当選する名産品抽選会なども行われ、どこもにぎやかです。
 審判の女流棋士5人は感想戦などのアドバイスだけではなく、対戦を決めたり組み合わせを読み上げたりと運営にも参加。朝から晩まで奔走していましたが、お土産にマグロやわかめなど地元の名産品をもらうと、疲れも吹き飛んだ様子でした。大会の結果などは次週の本紙(12月19日号)「アマネット」欄をご覧下さい。 

(出原卓朗)
(週刊将棋 2007年12月12日号)

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