イチローのバットがなくなる日|くらしの本棚

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イチローのバットがなくなる日

「アオダモ」を巡る渾身のルポルタージュ

主婦の友社

イチローのバットには秘密がある。しなり、粘りに優れたアオダモ材。しかし、アオダモが今絶滅の危機に。

メジャーリーグで10年連続200本安打を達成した、世界のイチロー。そのイチローのバットには秘密がある。彼は70年以上も前に植えられた「アオダモ」製バットにこだわり、今も使い続けている。アオダモの魅力は驚異的なしなりと粘りで、他の外国産材に比べて格段に折れにくく飛距離がでるバットが出来上がる。かつて一流選手の多くがアオダモ製バットにこだわり、あの落合博満(現・中日ドラゴンズ監督)も、造林現場に足を運びアオダモを自分の目で選んでいたという。しかし、そのアオダモが今絶滅の危機に瀕している。イチローが現役を引退するとき、アオダモは消える……。2003年から2010年、バットを巡る渾身のルポルタージュ。

発売日:2012-04-13

目次

序章 「どうして、こんなことに……」―2010年夏―
第一章 アオダモは死なず ―2006年早春・その1―
第二章 アオダモの再生 ―2006年早春・その2―
第三章 アオダモを取り巻く異変 ―2008年夏―
第四章 そして、三度目の北帰行 ―2010年夏・その1―
第五章 あの日の若木が…… ―2010年夏・その2―
第六章 機械がバットを作る ―2010年夏・その3―
第七章 いつか来た道 ―2010年夏・その4―
第八章 「三度目の旅」を終えて ―アオダモの今後―
終 章 雨の神宮球場にて ―名もなきヒーローの奮闘―