働くママが日本を救う!|書店様向けサイト

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働くママが日本を救う!

「子連れ出勤」という就業スタイル

 不況の影響から、家計を助けるために働きたいお母さんが日増しに増えています。ですが「保育所が決まらなければ働けないのに、働かないと保育所に入れられない」という話もよく耳にします。一方で、企業にとっても、時間とコストをかけて育てた大切な人材を、「出産・育児」を機会に失ってしまうのは大きな痛手です。
本来なら祝福されるべき出産・育児がネックになり、女性は子どもを産むことをためらったり、就業をあきらめる。企業も大切な人材を失ってしまう。これは少子化の原因の一つでもあり、不幸なことです。そんな企業と雇用者にとって不幸な職場環境を、少しでもお互いにメリットのある形に変えていくことができないでしょうか?
 仕事か育児の選択ではなく、新しい選択肢を増やす方法として、本書では「子連れ出勤」という就業スタイルを紹介します。仕事と育児を分けて考えるのではなく、混ぜてしまおうという考え方です。
 そんなことは不可能だと思いますか? でも、授乳服メーカー「モーハウス」では、約10年間の活動の中で、150人もの母親たちが、子連れ出勤を体験しています。また、モーハウスには託児所も保育士も必要ありません。ここで行われている子連れ出勤は、「お母さんと赤ちゃんはセットで仕事をする」というのが基本なのです。
 本書では、モーハウスが実践した子連れ出勤を通じて、出産後の社会復帰という問題に踏み込み、雇用状況の悪化のなかで、企業とママのお互いにメリットのある職場環境の可能性について解説したいと思います。
 厳しい時代こそ、新しい職場環境を、新しい一歩を、踏み出しましょう!

発売日:2009-05-23

ISBN:978-4-8399-3193-3

本体価格:780円

判型:新書判

ページ数:200ページ