僕らはきっと、あの光差す場所へ
スターツ出版
- 野々原 苺(著者)
君は僕の“光”だった―― “本当の自分”を探す珠玉の青春小説!
唐沢隼人が消えた――。夏休み明けに告げられたクラスの人気者の突然の失踪。ある秘密を抱えた春瀬光は唐沢の恋人・橘千歳に懇願され、半強制的に彼を探すことになる。だが訪れる先は的外れな場所ばかり。しかし、唯一二人の秘密基地だったという場所で、橘が発したあるひとことをきっかけに、事態は急展開を迎え――。唐沢が消えた謎、橘の本音、そして春瀬の本当の姿。長い一日の末に二人が見つけた、明日への光とは……。繊細な描写が紡ぎ出す希望のラストに、心救われ涙!
発売日:2018-09-06
ラインナップ
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- わらって、すきっていって。
- 陸上部の本城にひとめぼれして以来、こっそり片想い中の小町。高3ではじめて同じクラスになり、同じ委員になった。彼と同じ時間をすごすたびに、好きな気持ちはふくらんでいく。
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- もう一度、キミのとなりで。
- 高1の蛍は中学時代に付き合っていた初恋の人・碧空のことが今でも忘れられないでいるけれど、その気持ちは心の奥底に封印している。同じ高校に進んだ碧空とは、クラスは違うものの、見かける度に切ない想いでいっぱいになる。
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- 放課後、ずっと君のそばで。
- 高3の莉子は吹奏楽部のトランペットパートで、サッカー部で幼なじみのコウにずっと片想いをしている。ふたりは小さな頃から、それぞれ全国大会に出場するのが夢。しかし、莉子は家庭の事情から練習に集中できずにいた。
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- 陽だまりをくれたきみが好き。
- 過去、イジメられた経験から、容姿に自信がない麻衣は、入学した高校でも心を閉ざし、ひとりで過ごしていた。しかし、クラスメイトで爽やかイケメンの早瀬と、美少女の玲香が「ほっとけない」と声をかけてくれた。そんな中、早瀬と玲香の幼なじみ・晶と出会う。
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