どこにもない13月をきみに
スターツ出版
- 灰芭まれ(著者)
私の毎日は当たり前じゃないこと、 “幽霊さん”が教えてくれた。
高2の安澄は、受験に失敗して以来、毎日を無気力に過ごしていた。ある日、心霊スポットと噂される公衆電話へ行くと、そこに憑りついた“幽霊”だと名乗る男に出会う。彼がこの世に残した未練を解消する手伝いをしてほしいというのだ。家族、友達、自分の未来…安澄にとっては当たり前にあるものを失った幽霊さんと過ごすうちに、変わっていく安澄の心。そして、最後の未練が解消される時、ふたりが出会った本当の意味を知る――。感動の結末に胸を打たれる、100%号泣の成長物語!!
発売日:2018-08-07
ラインナップ
書籍一覧へ-
- 東京謎解き下町めぐり ~人力車娘とイケメン大道芸人の探偵帖~
- 浅草にはこんなにも謎があるんです!
-
- はじまりは、図書室
- 図書委員の智沙都は、ある日図書室で幼馴染の裕司が本を読む姿を目にする。彼は智沙都にとって、初恋のひと。でも、ある出来事をきっかけに少しずつ距離が生まれ、疎遠になっていた。
-
- 10年後、夜明けを待つ僕たちへ
- 『10年後、集まろう。約束だよ!』――7歳の頃、同じ団地に住む幼馴染5人で埋めたタイムカプセル。十年後、みんな離れ離れになった今、団地にひとり残されたイチコは、その約束は果たされないと思っていた。
-
- 下町甘味処 極楽堂へいらっしゃい
- 浅草の高校に通う雪菜は、霊感体質のせいで学校で孤立ぎみ。ある日の下校途中、仲見世通りで倒れている着物姿の美青年・円真を助けると、御礼に「極楽へ案内するよ」と言われる。
Copyright © Mynavi Publishing Corporation