ぶくま_書籍詳細|978STORE

header_img

購入形態

EPUB(リフロー)
693円
数量:

カートに追加されました。

カートに入れる
紙の本を買う

東京謎解き下町めぐり ~人力車娘とイケメン大道芸人の探偵帖~

マイナビ出版

浅草にはこんなにも謎があるんです!

「君に流星をプレゼントしよう」
満天の星空から流れる一筋の光。
不思議な青年との出会いが物語の始まりだった!

浅草に住んでいた大鳥居祥子(おおとりいしょうこ)の実家は明治時代から続く「人力舎」という地元でも有名な車引きの店を営んでいた。
父への反発心から京都の大学に進学して卒業するまで地元に戻ることはなかったが、家業の車夫を継ぐために久々に実家に帰ってきた祥子。
しかし、彼女が目にしたのは、タクシー会社に業態転換した「人力舎」の変わり果てた姿だった。
父が祖父や母の反対を押し切って無理矢理タクシー会社を始めてしまったのである。

車夫という仕事を愛する祥子は父の行いがどうしても許せなかった。
思わず家を飛び出した祥子が桜橋の袂で出会った大也(だいや)と名乗る青年は、祥子のためにマジックを見せてくれるという。
彼は持っていたステッキで星の1つの周囲に小さな輪を描くとその星がそのまま流星となった。
星は次々と流れていく。2つ3つ4つと…
大道芸人だというこの青年に祥子は興味を抱くようになる。

大也は大道芸をする傍ら浅草の古い民家を改造したシェアハウスの大家もやっていた。
部屋に空きがあることを知った祥子はそこに住むことに決める。
ところが、シェアハウスの住人は、フィンランド出身の銭湯の店番、世界的歌姫、小料理屋の店員、水上バスの乗員など職業も国籍もバラバラでクセのある人物ばかり。

バラエティにとんだ住人たちが引き起こすミステリアスな事件に祥子は巻き込まれていく。
観光の街「浅草」には実はとんでもない秘密が隠されていた。
祥子は大也とともにその謎解きに挑戦する。

発売日:2018-06-20

目次

著者プロフィール

  • 宮川総一郎(著者)

    (みやかわそういちろう)
    集英社で手塚・赤塚賞を受賞し、漫画家デビュー。代表作『マネーウォーズ』(集英社)、『兜町ウォーズ』(日本文芸社)他。『松本零士が教えてくれた人生の一言』、2017年『まんがで覚えるマーケティングの基本』編集、『漫画から学ぶ生きる力』全5巻監修。

ラインナップ

書籍一覧へ
  • 夕刻の町に、僕らだけがいた。
    永良サチ(著)
    有名進学校に通う高1の未琴は、過剰な勉強を強いられる毎日に限界を感じていた。そんなある日、突然時間が停止するという信じられない出来事が起こる。
  • 奈良まちはじまり朝ごはん3
    いぬじゅん(著)
    詩織が、奈良のならまちにある朝ごはん屋『和温食堂』で働き始めて1年が経とうとしていた。ある日、アパートの隣に若い夫婦が引っ越してくる。双子の夜泣きに悩まされつつも、かわいさに癒され仕事に励んでいたのだが……。
  • すべての幸福をその手のひらに
    沖田円(著)
    公立高校に通う深川志のもとに、かつて兄の親友だった葉山司が、ある日突然訪ねてくる。それは7年前に忽然と姿を消し、いまだ行方不明となっている志の兄・瑛の失踪の理由を探るため。志は司と一緒に、瑛の痕跡を辿っていくが、そんな中、ある事件との関わりに疑念が湧く。
  • きみがいれば、空はただ青く
    逢優(著)
    主人公のあおは、脳腫瘍を患って記憶を失い、自分のことも、家族や友達のこともなにも憶えていない。心配してくれる母や親友の小雪との付き合い方がわからず、苦しい日々を送るあお。そんなある日、ふと立ち寄った丘の上で・・・