繰り巫女あやかし夜噺~お憑かれさんです、ごくろうさま~
マイナビ出版
―とんとんからん、とんからん。古都が舞台の、あやかし謎解き糸紡ぎ噺。
―とんとんからん、とんからん。
古都の玉繭神社にある機織り小屋で、今日も巫女・絹子は布を織る。田舎の辺鄙な村から出てきた絹子は、社務所に住みながら、大学で非常勤講師として日本文化や機織りを教えている。住処は大家が管理し、シロとクロという若者がいつも美味しい料理を作ってくれ、快適だ。だが、その寮の住人の数も、どんなモノが住まうのかも、絹子は知らない―。
ある日、絹子は生徒から「神隠しに遭ったかも」と相談を受けて…。古都を舞台に糸が舞う、あやかし謎解き噺。
発売日:2016-11-18
著者プロフィール
ラインナップ
書籍一覧へ-
- 東京謎解き下町めぐり ~人力車娘とイケメン大道芸人の探偵帖~
- 浅草にはこんなにも謎があるんです!
-
- はじまりは、図書室
- 図書委員の智沙都は、ある日図書室で幼馴染の裕司が本を読む姿を目にする。彼は智沙都にとって、初恋のひと。でも、ある出来事をきっかけに少しずつ距離が生まれ、疎遠になっていた。
-
- 10年後、夜明けを待つ僕たちへ
- 『10年後、集まろう。約束だよ!』――7歳の頃、同じ団地に住む幼馴染5人で埋めたタイムカプセル。十年後、みんな離れ離れになった今、団地にひとり残されたイチコは、その約束は果たされないと思っていた。
-
- 下町甘味処 極楽堂へいらっしゃい
- 浅草の高校に通う雪菜は、霊感体質のせいで学校で孤立ぎみ。ある日の下校途中、仲見世通りで倒れている着物姿の美青年・円真を助けると、御礼に「極楽へ案内するよ」と言われる。
Copyright © Mynavi Publishing Corporation