質屋からすのワケアリ帳簿 ~シンデレラと死を呼ぶ靴~
マイナビ出版
質草は、新たな哀しみを引き寄せる―。物に宿った記憶を読み解くダークミステリー!
「僕はね、自分のコレクションを奪われるのが大嫌いなんだ」
本当に怖いのは力で“視る”ものじゃない。目の前にあるのに見落としている真実だ―。
『質屋からす』の店主・烏島は、店の1階で客から物を買い取り、2階では情報を売っている。彼の質草コレクションは高価な物より人の不幸や欲望にまみれたワケアリの品ばかりで、烏島はそれらを一人ひっそりと愛でるのが趣味。店で働く目黒千里も、彼がある能力ごと“買い取った”モノのひとつだ。あるとき、そこに赤いかたわれ靴が加わった。持ち主が謎の死を遂げていると知り、うっとりと微笑む烏島だが、ある日それが盗まれて…。大人気! 物に宿った記憶を読み解くダークミステリー、待望のシリーズ化。
発売日:2017-05-19
目次
ラインナップ
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- ちっぽけな世界の片隅で。
- 見た目も成績も普通の中学2年生・八子は、恋愛話ばかりの友達も、いじめがあるクラスも、理解のないお母さんも嫌い。なにより、周りに合わせて愛想笑いしかできない自分が大嫌いで、毎日を息苦しく感じていた。
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- 京都あやかし料亭のまかない御飯
- 東京で夢破れた遥香は故郷に帰る途中、不思議な声に呼ばれ京都駅に降り立つ。手には見覚えのない星形の痣が…。何かに導かれるかのように西陣にある老舗料亭『月乃井』に着いた遥香は、同じ痣を持つ板前・由弦と出会う。
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- いつか、君の涙は光となる
- 高校生の詩春には、不思議な力がある。それは相手の頭上に浮かんだ数字で、その人の泣いた回数がわかるというもの。
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- こんこん、いなり不動産 ~あやかしシェアハウス、はじめます!~
- あやかし達が集まって一緒に暮らせる場所があればいいんだ…
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