質屋からすのワケアリ帳簿 ~シンデレラと死を呼ぶ靴~
マイナビ出版
質草は、新たな哀しみを引き寄せる―。物に宿った記憶を読み解くダークミステリー!
「僕はね、自分のコレクションを奪われるのが大嫌いなんだ」
本当に怖いのは力で“視る”ものじゃない。目の前にあるのに見落としている真実だ―。
『質屋からす』の店主・烏島は、店の1階で客から物を買い取り、2階では情報を売っている。彼の質草コレクションは高価な物より人の不幸や欲望にまみれたワケアリの品ばかりで、烏島はそれらを一人ひっそりと愛でるのが趣味。店で働く目黒千里も、彼がある能力ごと“買い取った”モノのひとつだ。あるとき、そこに赤いかたわれ靴が加わった。持ち主が謎の死を遂げていると知り、うっとりと微笑む烏島だが、ある日それが盗まれて…。大人気! 物に宿った記憶を読み解くダークミステリー、待望のシリーズ化。
発売日:2017-05-19
目次
ラインナップ
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- 早く俺を、好きになれ。
- 高2の咲彩は同じクラスの武富君が好き。彼女がいると知りながらも諦めることができず、切ない片想いをしていた咲彩だけど、ある日、隣の席の虎ちゃんから告白をされて驚く。
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- ハチミツみたいな恋じゃなくても。
- 高3の花音は他校に通う初恋の人に再会。でも彼には彼女がいた。どうしてもあきらめられない花音は、彼の親友の圭太に「俺と付き合えば、いつでも会いに来れるよ」と言われ、付き合っているふりをすることに。
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- だから俺と、付き合ってください。
- 綾乃はサッカー部で学校の有名人・修二先輩と付き合っているけど、そっけなくされて、つらい日々が続いていた。ある日、モテるけど、人懐っこくてどこか憎めない清瀬が書いたラブレターを拾ってしまう
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- 体育館、12時25分、君に恋をした。
- 高1の亜希は、クールでカッコいい佐伯先輩にずっと片想いしている。気になりだしたのは、偶然、雨の日に先輩が泣いているのを見てから。その後、昼休みに体育館でバスケをしている先輩を見るのが日課になった。
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