拝み屋つづら怪奇録-異聞拾集篇-
マイナビ出版
救ってくれた津々良のために自分は何ができるのだろうか
愛犬の死を引き金に身近な人間に不幸な事故が相次いで起こるようになった紗雪は住職の紹介で拝み屋の津々良を頼ることに。
彼は、紗雪を厳しく諭しながらも抱えていた問題を解決してくれたのだった。
それから半年近く拝み屋の助手として雇ってもらっているのに、津々良の仕事について何も知らないことに危機感を覚える紗雪。
少しでも恩人である津々良の役に立ちたいと思い勉強を始めることに……。
ほんのりダークな現代怪異奇譚
待望の第二弾!
発売日:2021-03-19
目次
著者プロフィール
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猫屋ちゃき(著者)
乙女系小説とライト文芸を中心に活動中。2016年9月に『こんこん、いなり不動産』が「第2回お仕事小説コン」で特別賞を受賞し、2017年4月に書籍化デビュー。
著書に『扉の向こうはあやかし飯屋』(アルファポリス)などがある。
ラインナップ
書籍一覧へ-
- 探し物はたぶん嘘
- 疾風のキャンパスに舞うのは謎か?か…。人見知り少女×黒犬ペッパーらの、切なくも温かい青春ミステリー!
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- 元町クリーニング屋 横浜サンドリヨン ~洗濯ときどき謎解き~
- 洗濯日和は謎解きを! 横浜でクリーニング屋を営む天才クリーニング師・更紗のシミから始まるミステリー。
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- あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。
- 母親とケンカをして家を飛び出し、目をさますとそこは70年前、戦時中の日本だった。偶然通りかかった彰に助けられ、彼と過ごす日々の中、百合は彰の誠実さと優しさに惹かれていく。しかし、彼は特攻隊員で、ほどなく命を懸け戦地に飛び立つ運命だった――。
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- 一瞬の永遠を、きみと
- 絶望の中、高1の夏海は、夏休みの学校の屋上でひとり命を絶とうとしていた。そこへ不意に現れた見知らぬ少年・朗。「今ここで死んだつもりで、少しの間だけおまえの命、おれにくれない?」――彼が一体何者かもわからぬまま、ふたりは遠い海をめざし、自転車を走らせる。
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