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きみに、涙。~スターツ出版文庫 7つのアンソロジー(1)~

スターツ出版

人気作家7人が紡ぐ「涙」の物語は、明日のあなたの生きる力になる。

「涙」をテーマに人気作家が書き下ろす、スターツ出版文庫初の短編集。父親の死から数年後、初めて向き合う異母姉弟ふたりの葛藤を描いた『雨あがりのデイジー』(沖田 円・著)、最愛の「彼」から思いがけず届いたラストメッセージで綴られる『君のかけらを拾いあつめて』(汐見夏衛・著)ほか、じっくりと浸れる7編を収録。何度も味わい読み返したくなる物語は、静かに寄り添い、心の奥底へと深く響いていく。そして苦しい日にも、切ない日にも、あなたをそっと、救ってくれるーー。

発売日:2019-05-07

ラインナップ

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  • 探し物はたぶん嘘
    大石塔子(著)
    疾風のキャンパスに舞うのは謎か?か…。人見知り少女×黒犬ペッパーらの、切なくも温かい青春ミステリー!
  • 元町クリーニング屋 横浜サンドリヨン ~洗濯ときどき謎解き~
    森山あけみ(著)
    洗濯日和は謎解きを! 横浜でクリーニング屋を営む天才クリーニング師・更紗のシミから始まるミステリー。
  • あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。
    汐見夏衛(著)
    母親とケンカをして家を飛び出し、目をさますとそこは70年前、戦時中の日本だった。偶然通りかかった彰に助けられ、彼と過ごす日々の中、百合は彰の誠実さと優しさに惹かれていく。しかし、彼は特攻隊員で、ほどなく命を懸け戦地に飛び立つ運命だった――。
  • 一瞬の永遠を、きみと
    沖田円(著)
    絶望の中、高1の夏海は、夏休みの学校の屋上でひとり命を絶とうとしていた。そこへ不意に現れた見知らぬ少年・朗。「今ここで死んだつもりで、少しの間だけおまえの命、おれにくれない?」――彼が一体何者かもわからぬまま、ふたりは遠い海をめざし、自転車を走らせる。