ぶくま_書籍詳細|978STORE

header_img

購入形態

EPUB(リフロー)
693円
数量:

カートに追加されました。カートを見る

カートに入れる
紙の本を買う

繰り巫女あやかし夜噺 ~かごめかごめかごのとり~

マイナビ出版

―とんとんからん、とんからん。古都が舞台の、あやかし謎解き糸紡ぎ噺第二弾―

―かごめかごめかごのとり…後ろの正面だあれ?―

古都で次々と起きる怪事件は闇に住まう人にあらざる者たちの仕業なのか。
玉繭神社の機織り小屋で巫女は今日も機を織る。
弱き人々のために…そして巫女は石舞台で舞を踊る。

とんとんからん、とんからん。
早朝から聞こえる機織りの音。
古都の高台にひっそりとたたずむ玉繭神社には、巫女として住み込みで働く絹子。
引きこもりの神職兼大家である青年や身の回りの世話をしてくれるシロとクロと一緒に暮らしている絹子は、大学で非常勤講師として機織も教えている。
大家と絹子の下にはあやかしが起こしたとしか考えられない不可解な相談やお祓いの依頼がよく持ち込まれる。

女性の肩に現れた不気味な腫物は一体何なのか?
長い髪の女性を狙い髪を切るあやかしの正体は?
突然神隠しに遭った男の子の行方は?

次々と起きる摩訶不思議な事件の真相は明らかになるのか。
前作「お憑かれさんです、ごくろうさま」でお馴染みの仲間に加え、大家の血縁であるハジメと呼ばれる巫女など新たな人物も登場。
あやかし謎解き噺第二弾「かごめかごめかごのとり」…糸を紡ぐ物語が今再び始まる。

発売日:2018-05-21

目次

著者プロフィール

  • 日向夏(著者)

    福岡県出身、福岡県在住。好きな食べ物は茄子と栄養飲料(某C)と豚骨ラーメン。小説投稿サイト「小説家になろう」にて、ぽつぽつ色んな話を書いている。安住の地は、機嫌が良い時の猫の腹。

    2012年に『薬屋のひとりごと』(主婦の友社刊)でデビュー。2014年には文庫化され、シリーズ5作品ともに大好評を博している。2016年11月には『繰り巫女あやかし夜噺 ~お憑かれさんです、ごくろうさま~(弊社刊)』を刊行し、他にも人気作を多数手掛ける。

  • 六七質(イラスト)

    イラストレーター。マイナビ出版ファン文庫では、『こんこん、いなり不動産』シリーズ、『繰り巫女あやかし夜噺』シリーズ、『黒手毬珈琲館に灯はともる ~優しい雨と、オレンジ・カプチーノ~』の装画を手掛けている。

ラインナップ

書籍一覧へ
  • 降りやまない雪は、君の心に似てる。
    永良サチ(著)
    弟を事故で失って以来、心を閉ざしてきた高校生の小枝は、北海道の祖母の家へいく。そこで出逢ったのは“氷霰症候群”という奇病を患った少年・俚斗だった
  • 奈良まちはじまり朝ごはん 2
    いぬじゅん(著)
    奈良のならまちにある『和温食堂』(わおん)で働く詩織。紅葉深まる秋の寒いある日、店主・雄也の高校の同級生が店を訪ねてくる。
  • 届くなら、あの日見た空をもう一度。
    武井 ゆひ(著)
    何気なく過ぎていく日々から抜け出すために上京した菜乃花。キラキラとした大学生活ののちに手にしたのは、仕事の楽しさと甘いときめき。だが、運命の人と信じていた恋人に裏切られたのを機に、菜乃花の人生の歯車は狂い始め・・・
  • あの日、茜色のきみに恋をした。
    街みさお(著)
    十年の時を経て、ふたりの想いは交錯する――。珠玉の恋愛小説。