帝都ハイカラ探偵帖 ~少年探偵ダイアモンドは怪異を謎解く~
マイナビ出版
母親を殺害したのは怪異かそれとも人間か――人気和風ファンタジー『神様の用心棒』外伝、ついに開幕!
明治四十四年――時代の終わり。
母親を殺害した犯人を見つけるために探偵事務所を開業したダイアモンド・パーシバル。
しかし、日曜日にしか営業していない事務所は今日も閑古鳥が鳴いている。
所長であるダイアが依頼を選り好みしているのも要因だ。
ある日、千里眼実験の催しの看板を見つけたダイアは使用人の十和を伴い会場に向かうことに――。
千里眼の少女、幽霊屋敷、過去に閉じ込められた人々……次々と帝都で起こる不可解な事件を少年探偵とその使用人が解決していく明治怪奇譚。
発売日:2023-09-21
目次
ラインナップ
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- あの日、茜色のきみに恋をした。
- 十年の時を経て、ふたりの想いは交錯する――。珠玉の恋愛小説。
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- 神様のごちそう―神在月の宴―
- 舞台は出雲。神様の舌を唸らせる料理とは――!?
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- れんげ荘の魔法ごはん
- 心の中をのぞける眼鏡はいらない―。人に触れると、その人の記憶や過去が見えてしまうという不思議な力に苦悩する20歳の七里。彼女は恋人の裏切りを感知してしまい、ひとり傷心の末、大阪中崎町で「れんげ荘」を営む潤おじさんのもとを、十年ぶりに訪ねる。
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- 僕は明日、きみの心を叫ぶ。
- あることがきっかけで学校に居場所を失った海月は、誰にも苦しみを打ち明けられず、生きる希望を失っていた。海月と対照的に学校の人気者である鈴川は、ある朝早く登校すると、誰もいない教室で突然始まった放送を聞く。
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