この星で君と生きるための幾億の理由
マイナビ出版
かつてある約束をした女の子がいた。 僕はその約束だけを心のよすがにして生きてきた。
かつてある約束をした女の子がいた。 僕はその約束だけを心のよすがにして生きてきた。
ファン文庫Tears、長編小説第2弾
綾崎隼氏推薦
「大人になると忘れてしまうもの。
大人になると見失ってしまうもの。
青海野灰が描く純度の高い物語は、
僕らが手放したものを、いつも思い出させてくれます。
時に。苦しくなるほどに。鮮やかに。」
【あらすじ】
高校二年生の漣(れん)は、父の転勤の都合で転校してきたばかりだが、クラスメイトと交流する気は一切ない。漣はある女の子との約束だけを心のよすがにして生きている。ある日の授業中、机の中に見覚えのない一冊のノートが入っているのに気付く。中身を確認しようと開くと、その瞬間目に飛び込んできたのは、「遺書」という文字だった。漣はノートの向こう側にいる誰かを救うため、シャーペンを手に取る……。
ファン文庫Tears、長編小説第2弾
発売日:2022-09-13
目次
著者プロフィール
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青海野 灰(著者)
■著者
青海野灰(あおみの・はい)
新潟県出身・千葉県在住。『逢う日、花咲く。』で第25回電撃小説大賞《選考委員奨励賞》を受賞し同作でデビュー。繊細で丁寧な筆致は、選考委員からも高い評価を受ける。
著書に『世界の終わりとヒマワリとゼファー』(パレード)、『君を、死んでも忘れない。』、『明けない夜のフラグメンツ あの日言えなかったさよならを、君に』(いずれもメディアワークス文庫)など。
■イラストレーター
ふすい
ラインナップ
書籍一覧へ-
- 夢の終わりで、君に会いたい。
- ある日、ジャング
ルジムから落ちてしまったことをきっ
かけに、鳴海は正夢を見るようになる。
夢で見た通り、転校生の雅紀と出会う
が、彼もまた、孤独を抱えていた。徐
々に雅紀に惹かれていく鳴海は、雅紀
の力になりたいと、正夢で見たことを
ヒントに、雅紀を救おうとする。
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- そして君は、風になる。
- 「風になる瞬間、俺は生きてるんだ
って感じる」――高校1年の日向は
陸上部のエース。その走る姿は、ま
さに透明な風だった。マネージャー
として応援する幼なじみの柚は、そ
んな日向へ密かに淡い恋心を抱き続
けていた。
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- サムウェア・ノットヒア ~ここではない何処かへ~
- 失われないものなんて、この世界には何ひとつない―。 心の奥から涙が零れる、かけがえのない喪失の物語。
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- あなたの未練、お聴きします。
- ―あなたの未練は何ですか? 人の魂を送る”エージェント”達が織りなす、切ないけれど心温まる物語。
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