神様の用心棒 ~うさぎは梅香に酔う~
マイナビ出版
- 霜月りつ/アオジマイコ(著者)
兎月はかつての友との別れの地へと足を向ける…。
時は明治――北海道の函館山の中腹にある『宇佐伎神社』。
戦で命を落とした兎月は修行のため宇佐伎神社の用心棒としてよみがえり、日々参拝客の願いを叶えている。
春までの間、貿易商アーチー・パーシバルの屋敷の隣に社を移し、兎月もパーシバル邸に居候させてもらっている。
雪深い冬の朝、生前の戦の夢を見た兎月。それは目の前で仲間を失う悪夢。
これまで蓋をしていた想いを断ち切るため、ひとり五稜郭へ向かうことに…。
和風ファンタジー待望の第三弾!
発売日:2021-05-28
目次
著者プロフィール
-
霜月りつ/アオジマイコ(著者)
■著者
霜月りつ(しもつき・りつ)
富山県生まれ。駒澤大学卒業後、編集者、ライターを経て作家デビュー。
著書は『神様の子守はじめました。』(コスミック出版)、『えんま様の忙しい49日間』(小学館)、『本屋のワラシさま』(早川書房)、『探しものは妖怪ですか?』(新紀元社)など多数。
■イラスト
アオジマイコ
ラインナップ
書籍一覧へ-
- サムウェア・ノットヒア ~ここではない何処かへ~
- 失われないものなんて、この世界には何ひとつない―。 心の奥から涙が零れる、かけがえのない喪失の物語。
-
- あなたの未練、お聴きします。
- ―あなたの未練は何ですか? 人の魂を送る”エージェント”達が織りなす、切ないけれど心温まる物語。
-
- 放課後美術室
- 「私には色がない――」高校に入学した沙希は、母に言われるがまま勉強漬けの毎日を送っていた。そんな中、中学の時に見た絵に心奪われ、ファンになった“桐谷遥”という先輩を探しに美術室へ行くと・・・
-
- 青空にさよなら
- 高校に入学して間もなく、蒼唯はイジメにあっているクラスメイトを助けたがために、今度は自分がイジメの標的になる。何もかもが嫌になった蒼唯が、自ら命を絶とうと橋のたもとに佇んでいると・・・
Copyright © Mynavi Publishing Corporation