京都であった泣ける話
マイナビ出版
- 朝比奈歩(著者)、 編乃肌(著者)、 神野オキナ(著者)、 桔梗楓(著者)、 貴船弘海(著者)、 杉背よい(著者)、 天ヶ森雀(著者)、 那識あきら(著者)、 鳴海澪(著者)、 ひらび久美(著者)、 溝口智子(著者)、 矢凪(著者)
京都を舞台に、12編の心にしみるアンソロジー
日本の古都・京都を舞台にした12編の心にしみるアンソロジーです。
【一部あらすじ】
京都で『ぬい旅』/編乃肌
伏見稲荷大社に「ぬい旅」。千本鳥居を抜けた先で起きた小さな奇跡とは?
不味い大福売りの男/溝口智子
京都の甘すぎる大福を売り続ける陰鬱な毎日。そこに一つの出会いが訪れて……
サエコとシノブ/桔梗楓
美大に入学した紗子、学内で孤立する京都出身のしのぶに、なぜか惹かれていき……
たかだか百年/天ヶ森雀
「そうだ、京都に行こう」の一言で始まった小旅行が百年の時を超える旅になる。
しづ心なく/那識あきら
今も忘られぬ常寂光寺。桜の花びらが舞い散る中、二人はあの日を振り返る
【ほか7作品収録】
『そこにあなたという道標、そして縁』ひらび久美/『めぐるめぐるコンパス』貴船弘海/『京都仮想現実同窓会』神野オキナ/『思い出は本棚の中』杉背よい/『綺麗な言葉の裏側は』朝比奈歩/『ぶぶ漬け食べに、京都行こう』矢凪/『人形流し』鳴海澪
発売日:2021-01-14
目次
ラインナップ
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- 繰り巫女あやかし夜噺~お憑かれさんです、ごくろうさま~
- ―とんとんからん、とんからん。古都が舞台の、あやかし謎解き糸紡ぎ噺。
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- 夢の終わりで、君に会いたい。
- ある日、ジャング
ルジムから落ちてしまったことをきっ
かけに、鳴海は正夢を見るようになる。
夢で見た通り、転校生の雅紀と出会う
が、彼もまた、孤独を抱えていた。徐
々に雅紀に惹かれていく鳴海は、雅紀
の力になりたいと、正夢で見たことを
ヒントに、雅紀を救おうとする。
-
- そして君は、風になる。
- 「風になる瞬間、俺は生きてるんだ
って感じる」――高校1年の日向は
陸上部のエース。その走る姿は、ま
さに透明な風だった。マネージャー
として応援する幼なじみの柚は、そ
んな日向へ密かに淡い恋心を抱き続
けていた。
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