天国までの49日間~ラストサマー~
スターツ出版
私はこの夏を、一生忘れないだろう――。一瞬を生きた少女の命の物語。
霊感があることを周囲に隠し、コンプレックスとして生きてきた稜歩。高校に入って同じグループの友達がいじめを始めても、止めることができない。そんな中、いじめにあっていた梢が電車に飛び込んで自殺してしまう。責任を感じる稜歩の前に、死んだはずの梢が幽霊として現れる。意外なことに梢は、自殺したのではなく他殺されたと言うのだ。稜歩は、梢の死の真相を探るべく、同じクラスの霊感少年・榊と共に、犯人捜しを始めるが・・・。気づけばいじめの加害者である稜歩と被害者の梢の不思議な友情が芽生えていた。しかし、別れのときは迫り――。
発売日:2020-10-01
ラインナップ
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- あの日、茜色のきみに恋をした。
- 十年の時を経て、ふたりの想いは交錯する――。珠玉の恋愛小説。
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- 神様のごちそう―神在月の宴―
- 舞台は出雲。神様の舌を唸らせる料理とは――!?
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- れんげ荘の魔法ごはん
- 心の中をのぞける眼鏡はいらない―。人に触れると、その人の記憶や過去が見えてしまうという不思議な力に苦悩する20歳の七里。彼女は恋人の裏切りを感知してしまい、ひとり傷心の末、大阪中崎町で「れんげ荘」を営む潤おじさんのもとを、十年ぶりに訪ねる。
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- 僕は明日、きみの心を叫ぶ。
- あることがきっかけで学校に居場所を失った海月は、誰にも苦しみを打ち明けられず、生きる希望を失っていた。海月と対照的に学校の人気者である鈴川は、ある朝早く登校すると、誰もいない教室で突然始まった放送を聞く。
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