旅先であった泣ける話
そこで向き合う本当の自分
マイナビ出版
- 朝来みゆか(著者)、 浅海ユウ(著者)、 朝比奈歩(著者)、 一色美雨季(著者)、 霜月りつ(著者)、 杉背よい(著者)、 鳴海澪(著者)、 溝口智子(著者)、 南潔(著者)、 猫屋ちゃき(著者)、 迎ラミン(著者)、 矢凪(著者)、 456(イラスト)、 ファン文庫Tears(編集)
あなたが最後に泣いたのは、いつだったか覚えていますか?
本書は日々の生活で疲れているあなたに、一粒の涙を届けるために作られました。
収録されているのは、(悲しいのではなく)感動して泣ける短編が12編。そこには、あなたの好みのストーリーがきっと見つかります。
本書では「旅先」にまつわる、出会いや別れのエピソードを掲載しました。
【掲載エピソードの一部】
「いつか行く場所へ」
高速バスターミナルのベンチに座る武敏。恋人の美菜と一緒に来るはずだった。
「菩提樹の下で」
インドで、少年にバッグをひったくられそうになる聖也。紳士に日本語で話しかけられ…。
「はじまりの日」
日が沈んだ頃、ホテルを出て海岸を散歩している。深呼吸をして、海の香りを吸い込んだ。
「遠くへ行きたい」
いつも通りに出社するため、電車に乗る。しかし前日、上司に叱られたことを思い出し…。
「出戻り温泉」
帰省先の実家から東京の自宅へと戻る途中、「出戻り温泉」という看板につられて途中下車。
【執筆陣】
ふるさとは遠い緑/朝来みゆか
二人の起点/朝比奈歩
遠くへ行きたい/浅海ユウ
いつか行く場所へ/一色美雨季
鳥の夢/霜月りつ
はじまりの日/杉背よい
冬の旅/鳴海澪
宝石を拾う旅にする/猫屋ちゃき
菩提樹の下で/溝口智子
出戻り温泉/南潔
推してくれたら/迎ラミン
旅するカエルと願いごと/矢凪
発売日:2020-08-13
目次
ラインナップ
書籍一覧へ-
- あの日、茜色のきみに恋をした。
- 十年の時を経て、ふたりの想いは交錯する――。珠玉の恋愛小説。
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- 神様のごちそう―神在月の宴―
- 舞台は出雲。神様の舌を唸らせる料理とは――!?
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- れんげ荘の魔法ごはん
- 心の中をのぞける眼鏡はいらない―。人に触れると、その人の記憶や過去が見えてしまうという不思議な力に苦悩する20歳の七里。彼女は恋人の裏切りを感知してしまい、ひとり傷心の末、大阪中崎町で「れんげ荘」を営む潤おじさんのもとを、十年ぶりに訪ねる。
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- 僕は明日、きみの心を叫ぶ。
- あることがきっかけで学校に居場所を失った海月は、誰にも苦しみを打ち明けられず、生きる希望を失っていた。海月と対照的に学校の人気者である鈴川は、ある朝早く登校すると、誰もいない教室で突然始まった放送を聞く。
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