京都上七軒あやかしシェアハウス
マイナビ出版
ただ、『普通』の生活を送りたいだけなのに……。
三ヶ月前、突然『人ではないもの』が見えるようになってしまった琴子。
外に出るたびにあやかしたちに驚かされ怯える日々が続き、とうとう家から出るのさえ怖くなり引き籠り生活になってしまった。
ある日買い物に出かけた先で出会った伊織の誘いで、あやかしと人間の共存を支援するシェアハウスで働くことに。
そこでの生活で琴子は、あやかしは恐ろしいだけの存在じゃないと知っていく…。
京都の上七軒にある不思議なシェアハウスを舞台に起こる人間とあやかしの温かな人情物語。
発売日:2019-10-21
目次
著者プロフィール
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烏丸紫明(著者)
2013年に別ペンネームにて作家デビュー。
2019年に烏丸紫明の名でキャラ文芸・ライト文芸ジャンルにて活動開始。
ほかの著書に、『神戸異人館の(自称)ジェームズ・モリアーティ』(一迅社)など。
本作は三作目である。
ラインナップ
書籍一覧へ-
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- 弟を事故で失って以来、心を閉ざしてきた高校生の小枝は、北海道の祖母の家へいく。そこで出逢ったのは“氷霰症候群”という奇病を患った少年・俚斗だった
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- 奈良まちはじまり朝ごはん 2
- 奈良のならまちにある『和温食堂』(わおん)で働く詩織。紅葉深まる秋の寒いある日、店主・雄也の高校の同級生が店を訪ねてくる。
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- 届くなら、あの日見た空をもう一度。
- 何気なく過ぎていく日々から抜け出すために上京した菜乃花。キラキラとした大学生活ののちに手にしたのは、仕事の楽しさと甘いときめき。だが、運命の人と信じていた恋人に裏切られたのを機に、菜乃花の人生の歯車は狂い始め・・・
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- あの日、茜色のきみに恋をした。
- 十年の時を経て、ふたりの想いは交錯する――。珠玉の恋愛小説。
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