拝啓、嘘つきな君へ
スターツ出版
- 加賀美真也(著者)
本音なんて、知らない方が楽だった。 でも私は知りたい。本当の君を――。
心の声が文字で見える――特殊な力を持つ葉月は、醜い心を見過ぎて人間不信に陥り、人付き合いを避けていた。ある日、不良少年・大地が転校してくる。関わらないつもりでいた葉月だったが、なぜか一緒に文化祭実行委員をやる羽目に…。ところが、乱暴な言葉とは裏腹に、彼の心は優しく温かいものだった。2人は次第に惹かれ合うが、ある時大地の心の声が文字化けして読めなくなる。そこには、悲しい過去が隠れていて…。本音を隠す嘘つきな2人が辿り着いた結末に、感動の涙!!
発売日:2019-05-07
ラインナップ
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- 雨音は、過去からの手紙
- 雨降る洋館に届く手紙が、きっと、明日への希望をくれる―。ふたりの女性が紡ぐ、美しい物語。
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- 神崎食堂のしあわせ揚げ出し豆腐
- ふわふわの揚げ豆腐に、とろとろのあんと生姜。口に含めば優しく甘い……日替わり定食はしあわせの味。
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- きみと、もう一度
- 20歳の大学生・千夏には、付き合って1年半になる恋人・幸登がいるが、最近はすれ違ってばかり。それは千夏がいまだ拭い去れないワダカマリ――中学時代の初恋相手・今坂への想いを告げられなかったせい。そんな折、当時の親友から同窓会の知らせが届く。報われなかった恋に時が止まったままの千夏は再会すべきか苦悶するが、ある日、信じがたい出来事が起こってしまい…。
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- あの日のきみを今も憶えている
- 高2の陽鶴は、夏休みを前に親友の美月を交通事故で失ってしまう。悲嘆に暮れる陽鶴だったが、なぜか陽鶴にだけは美月の霊が見え、自分の体に憑依させることができると気づく。美月のこの世への心残りをなくすため、恋人の園田と再会させる陽鶴。しかし、自分の体を貸し、彼とデートを重ねる陽鶴には、胸の奥にずっと秘めていたある想いがあった。その想いが溢れたとき、陽鶴に訪れる優しい運命とは――。
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