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One's View コラム Web Designing 2018年8月号

【コラム】ローソンクルー限定のコミュニティアプリ 今号のお題「採用」

さまざまな方々に、それぞれの立場から綴ってもらうこのコラム。ひとつの「お題」をもとに書き下ろされた文章からは、日々の仕事だけでなく、その人柄までもが垣間見えてきます。

今回のテーマが「採用マーケティング」ということで、ローソンのクルーさんとオーナーさん限定コミュニティアプリ「ろーちゃん」を紹介します。

ローソンでは、2018年4月の時点で、およそ19万人ものアルバイトさんが働いてくれています。男女比は4対6で女性が多く、年代別だと10~20代が約53%を占めます。

コンビニエンスストアで働く人は多様化しており、外国人の方は約1万人(構成比5.5%)、60歳以上の方は1万7,000人(構成比9.1%)となっています(ローソン調べ)。コンビニは新規の採用が年々難しくなっているため、一人のクルーさんにいかに長く働いてもらえるかがとても重要です。

ローソンでは、クルーさん向けにiOS、Android対応のアプリを用意し、クルーさん同志でやりとりするコミュニティづくりを行っています。毎週、数万人のクルーさんがアプリを通して「最新情報」「クルー限定情報」「お店で起きたこと」などをシェアしてくれています。そんななか、コミュニティを運営する加盟店人財開発部の野村さんが、もっとも「いいね!」がついたクルーさんの投稿を表彰する企画を始めたのですが、レベルの高いPOPやイーゼルの投稿が増えたように思います。

投稿を見ていると、頑張っているクルーさんが何を考え、何を不満に思っているのかがわかります。実は私、店内放送も担当しているのですが、流れている曲の感想だけでなく、放送頻度が高くてうるさい、などとリアルタイムに投稿されるので、すぐに放送内容や頻度を見直したりもしています。

このように「ろーちゃん」はデジタルを生かした繋がりを通して、ローソンで働くクルーさんを応援する試みですが、同時にリアルな繋がりも大事にしたいと思っています。実は、ローソンで過去にクルーさんとして働いていただいた方は数百万人いらっしゃり、商談をしていると「実は僕、元クルーです」と言われることもしばしば。

このコラムで度々登場している「ローソンクルー♪あきこちゃん」は、東京の大学に通う八王子に住む20歳の大学2年生という設定なのですが、ローソンで働いてもらいたい「クルーさん像」を体現したアバターです。2013年にあきこちゃんを題材にした『ホット&クール!ローソンのソーシャルキャラクター戦略』(小池書院)という本を小池一夫さんが出版してくださったのですが、その本の編集者こそ、私が店長をしていた大阪の松原三宅店で夜勤クルーをしていた山本さんなのです。彼はその後、編集者の道へ進んだのですが、私が本社でキャラクターを使ったマーケティングをしていたことを知り、メッセージをくれたのがきっかけでもありました。

今後も現クルーさんはもちろん、元クルーさんにも伝わるコミュニケーションを、デジタルも含めながら考えていきたいと思います。

 

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ローソンのクルーさんとオーナーさんに限定したスマホアプリ「ろーちゃん」。クルーさん共通の課題を解決したり、アイデアを出し合ったり、個別の感想を述べてみたりと、クルーさんの投稿を通したコミュニティをつくることでサポートを行っています。写真右は、初代月間MVPを獲得したひさちゅんさんの投稿です

 

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ナビゲーター:白井明子
(株)ローソン マーケティング本部 シニアマネジャー  デジタルドリブンな取組の推進を担当。「Web人大賞」、日経ウーマン「ウーマン・オブ・ザ・イヤー準大賞」受賞。ACC新事業検討委員会委員、法政大学イノベーションマネジメント研究センター客員研究員。http://www.lawson.co.jp/

掲載号

Web Designing 2018年8月号

Web Designing 2018年8月号

2018年6月18日発売 本誌:1,530円(税込) / PDF版:1,200円(税込)

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最近、「企業が大学生どころか高校生にまでアプローチしている」という記事が新聞に載り、衝撃を受けた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
人材採用は、そこまで深刻な課題となっているのです。

そして、現場は「人手不足」が憂慮すべき問題になっています。
自社の将来を担える人、自社の成長の力となってくれる人、今のプロジェクトを成功させるためのスキルを持つ人が欲しい…職種・業種・役職は違えど、みなさんが直面している悩みではないでしょうか。

時代はデジタル全盛時代。新卒者、転職者限らず情報が身の回りに溢れ、SNSのような新たなコミュニティの文化が育っている昨今、今までの採用方法にこだわっていては望む成果は得られません。

しかし、そんな「IT時代」の「売り手市場」でも、求める人材を採用する方法はあります。その1つが「マーケティング」の知識です。
自社の存在を知ってもらい、自社のビジョンを的確に伝え、共感してもらい、
確度の高い採用候補者にアプローチし、入社してもらう。

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「お客様に知ってもらい、買ってもらい、ファンになったもらう」マーケティングの知識が十分に活かせます。

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本特集では、IT系人材を採用するための最新ノウハウを詰め込みました。また、昨今の採用にまつわる動向、制作会社との関わり方、ダイレクトリクルーティングやHRテックの最新情報などもふんだんに掲載。

経営者、人事担当者はもちろん、マーケティングやクリエイティブ部門の方も将来の心強い新戦力を迎えるために、ぜひご覧ください。


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