2017.11.14
[SNS編]スタートに効く数字 長期戦に効く数字 SNSマーケティングの疑問・不安にアドバイス
メディアの選び方から成果の見方まで、何を基準にすればいいのかわかりにくいSNS。しかし、それぞれに指標となる数字がわかれば判断のヒントが得られます。SNSマーケティングに関するさまざまな数字とそれを参考にする方法を専門家に教えてもらいました。
1 企業のSNS初心者が取り組む「第一歩」を知る
プライベートでは使い慣れているSNSも会社で導入するとなると二の足を踏んでしまう。何をどう使えばいいのかわからない人に向け、目的別のSNS選びと開設直後の運用のカギをうかがいました。
最初の選び方、ヒントになる数字は?
弊社では戦略立案から運営、効果検証までSNSマーケティングに関するサポートを行っており、企業さまからは「SNS運用を始めたいが何から始めればいいか、何が必要か話を聞きたい」というご相談を多くいただきます。運用を丸ごとお願いしたいとおっしゃる企業さまですと、ほぼゼロの状態から始めることもあります。
一般的にはSNSの選定や戦略のご提案から始めますが、実はどのメディアを使いたいのか、ある程度決まっている場合もあるんです。最も多いのはFacebookですね。しかし、必ずしもFacebookがその企業に適しているわけではありません(15)。活用する目的やターゲットに沿って、適切なSNSを選ぶことが大切です。
とはいえ、初めて導入される場合は何を基準にすべきか、自社の目的にどのSNSが合うかを見極めることは難しいと思います。その場合、ひとつの基準となるのがSNSの国内ユーザー数です。よく比較にあがるSNSで見ると、現状でFacebookは2,800万、Twitterは4,000万、Instagramが2,000万となっています。

また目的別ですと、Facebookはユーザーとの関係構築やコミュニケーションの深化、Twitterは認知の拡大や情報の拡散、Instagramはブランディング強化に分けられます。ちなみに、LINEはユーザー数は多いものの公式アカウントの場合メディアの利用費がかかります。即効型で使い方が異なるので、長期的な効果を狙う他のSNSとは別で考えています。