2017.09.15
相手から訴えられないためのQ&A 厳選6選 現場に直面するWeb担当者の嘆きとは?
重要なのは、未然に防ぐこと! 堂々とWebサイトを運営し、胸を張ってSNSを運用し続けるために。はじめに、現場で頻繁に遭遇する6つの場面と対処方法を学ぼう!
Web担当者の心構え・その1 “相手への一声”を徹底しよう!
前回の反響を受けて、編集部では過去に取材した事業会社、代理店、Webプロダクションのみなさんに対して、現場でよく直面する疑問についてヒアリングを重ねてきました。編集部に寄せられた声を整理すると、主に2つの方向性に分けられます。1つが、相手の権利を侵害しているかどうかという、自分たちが加害の立場となるかもしれないことへの関心。もう1つが、著作権を巡って、最悪訴訟に応じるようなことになりかねないようなケースについて。今回は、これら2つの方向性を前後半に分けて解説しています。
Chapter01で展開する6つのケースに共通するのは、「相手に断りを入れれば、問題が大きく拡大することはない」ということ。日々悪戦苦闘する現場だからこそ、一声かける余裕を惜しみ、「これくらいなら、大丈夫」という気持ちから無断で事を進めてしまう。それが想定外の問題を引き起こしたり、炎上やクレームにつながりかねません。寸暇を惜しんだ結果、寸暇では済まされないほど膨大なケア、リカバリーの時間が割かれるようなら、それこそ皮肉です。