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今だからこそ、「公開の信頼性」を取り戻そう Webビジネス必携の法律・ルールブック2017

昨秋頃から昨年末にかけて、キュレーションメディアに端を発してインターネットへの信頼性が大きく揺らぐ騒動がありました。あれから半年以上が経過。改めて私たちは、あの騒動から何を学ぶべきかを考えます。

Point1 自己責任の所在は明確にしよう

場所を提供しているポータルサイト側は、もともとプロバイダ責任制限法という法律が適用されます。ポータルサイト側が違法コンテンツを提供していた場合、違法とわかっていなかった段階まではポータルサイト側に瑕疵は認められずとも、違法が判明した段階で該当コンテンツを削除したり閉鎖する必要があります。速やかな事後対応を行わず、初動を誤ると、大炎上につながります。また、お金を払って記事を書かせていたことも明るみになったら、単に場所だけを提供していたとは認められません。

発信する以上、発信側には当然責任が発生しますが、責任の捉え方を誤ると問題は広がるばかりです。コンテンツのチェック体制ができていないことも問題です。チェック体制がなければ、不正コンテンツを無条件で見逃すことになります。

外部にコンテンツ制作を委託するケースもありますが、非常に信頼すべき相手に依頼しないと、いくら契約書を交わすなどの策を講じても、未然には防ぎきれません。記事や写真の無断転載は確認しようがないだけに、常に慎重な取り扱いが求められます。

社内外問わず誠実な対応を行うかどうか。きちんと運営、運用すれば、そもそも問題が起きづらいです

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掲載号

Web Designing 2017年8月号

Web Designing 2017年8月号

2017年6月17日発売 本誌:1,559円(税込) / PDF版:1,222円(税込)

反応ナシ、ネタナシ、元気ナシな企業Facebookアカウントを蘇らせる!

サンプルデータはこちらから

企業のIT推進担当者やネット運営者に向け、ネットビジネスの課題を解決するノウハウや最新情報をお届け。徹底した現場目線とプロへの取材&事例取材で、デジタルマーケティング施策に取り組む上での悩みや疑問、課題を解決するヒントを紹介します。

8月号のテーマは「Facebook」。
業界・業種問わずSNSのマーケティング活用が「やって当たり前」になってきた現在、
集客や認知拡大、顧客エンゲージメントの向上など、さまざまな目的でFacebookページを立ち上げ運営している方も多いと思います。
しかし、こんなお悩みもあるかと思います。

例えば、
「一生懸命書いて投稿しているのにユーザーの反応が薄い…」
「定期的に投稿するネタが思いつかない!」
「メインの業務ではないので、継続していく自信(モチベーション)がもはやない…」
「そもそも『いいね!』を増やしたところで何が起きるの!?」

いざ始めてみると、「想像以上に大変!」と思っている方もまた多いのではないでしょうか。

Facebook登場時には、とにかく「いいね!」を集めようと躍起になっていた方も多いと思いますが、
ユーザーのネットリテラシーが養われてきている今、「いいね!」のつけ方もFacebookの活用の仕方も変わってきています。
では、今ドキの目的達成・課題解決に役立つFacebookの投稿とは、どのようなものなのでしょうか。

今号は、すでに企業Facebookページ運用を始めてみているもののうまくいかない!とお悩みの方に、
実際の投稿内容の考えかたや日々のネタの作り方、モチベーションの保ち方など実務レベルで今日から役立つノウハウをご紹介します。

そして、Facebookのマーケティングツールとしての“現在の正しい活用法”を紐解いています。

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さらに!
企業の情報発信において、現在も今後もますます必須になってくる「コンテンツの信頼性」の担保についてもまとめました。
軽率な発言によって企業自体の信用も失いかねないほど重要な「信頼性」。
著作権から景品表示法、個人情報保護法など、Web担当者が把握しておかなければいけない規律や法律、そしてモラルはたくさんあります。
そこで、現場で忙しいWeb担当者のために「これだけは最低限おさえておくべき!」というポイントを
具体的な例をもとに優しい表現で説明します。

Webビジネスを展開する企業、担当者は避けて通れない問題ですので、ぜひお見逃しなく!