2016.03.09
ニュース&インフォ Web Designing 2016年3月号
永原康史とインフォグラフィックスを考える一冊。情報の視覚化にかかわるすべての人にオススメ! 書籍『インフォグラフィックスの潮流 情報と図解の近代史』
情報を視覚的に表現する「インフォグラフィックス」は、私たちをとりまく情報量が飛躍的に増加した現在、膨大なデータと人間の理解をとりもつインターフェイスとしてその重要性が高まっている。本誌連載「デザインにできること」でおなじみの永原康史氏による本書は、豊富な図版とともにインフォグラフィックスの歴史をたどりながら、マップ、統計、図解、関係、コードなど、情報を図解する基本的な考え方とそのアプローチを提示。表層的なビジュアル処理にとどまらない、情報のあり方とグラフィック表現の関係について考えさせられる。デザイナー、編集者、プログラマーなど情報の視覚化にかかわる人すべてにオススメできる一冊だ。


