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【PR】動画CMSでDXを実現させたキーコーヒーの情熱と挑戦

コーヒー豆の栽培から製造・販売まで一貫して手掛けるキーコーヒー株式会社。同社が主催する「コーヒーセミナー」でシニアインストラクターを務める藤田靖弘さんは、日本に40人ほどしかいない「コーヒー鑑定士」の資格を持つスペシャリスト。時間と場所の制約を超えてコーヒーの魅力を伝えるために選んだ方法は、動画CMS「ソーシャルキャスト」を利用したビデオセミナーの開催でした。

 

青木大輔
株式会社ストランダー 代表取締役
2011年、(株)アジャストの社長時代にソーシャルキャストを事業化し、2020年に(株)ストランダーを設立、代表取締役に就任。美大卒の元Webデザイナー・ディレクター。本人曰く「動画CMSは難しいがやりがいがある事業」だそう
藤田靖弘
キーコーヒー株式会社
マーケティング本部 市場戦略部 コーヒー教室 シニアインストラクター 入社後、研究部門や商品開発部門を経験した後に、現職。日本に40人ほどしかいない「コーヒー鑑定士」の資格を持つ

 

 

次の「喫茶文化」を開く鍵

かつて憧れの存在であったコーヒーを、誰でも簡単においしく楽しめるよう100年以上に渡って日本中に広めてきた会社があります。それが、大正9年(1920年)創業のキーコーヒーです。

そして今、多くの人が親しむようになった「コーヒー文化」「喫茶文化」を次の世代に継承し、コーヒーが持つ新たな可能性を広げるための挑戦が始まりました。

それが、多くの飲食のプロやコーヒー愛飲家に向けて昭和30年(1955年)から開催されてきた「コーヒーセミナー」を発展させた「キーコーヒー ビデオセミナー」です。このビデオセミナーでは、本格的なペーパードリップの淹れ方やコーヒー豆の選び方などの有料コンテンツ、「純喫茶」ブームで注目されるようになった懐かしの喫茶メニューのつくり方などの無料コンテンツが動画で配信されています。

「弊社は東京・新橋のセミナースタジオでコーヒーセミナーを開催しています。一昨年に創業100周年を迎えたことを契機に、より多くの人が手軽に参加できるビデオセミナーの開催を企画しました。DX推進の一環という側面もありますが、折りしも新型感染症の影響により、自宅でもおいしいコーヒーを淹れて楽しみたいという人が増えています。この3カ月で、登録会員数は221%アップしました」(藤田靖弘さん)

「歴史ある企業さまにソーシャルキャストを採用して頂き光栄です。さまざまな機能がありつつも簡単に動画販売サイトを運営できる点をご評価いただけていると思っています。サブスク型でのコンテンツ販売・視聴チケット配布による限定公開などの機能で柔軟にサービス運営をされていたり、社員研修や店舗スタッフさん向けのセミナーでも利用いただけて、とても上手い使い方をしているなあと、むしろ感心しています!」((株)ストランダー青木大輔さん)

当初は動画配信のノウハウが社内になく、藤田さんたちは複数のシステムを検討した結果、動画CMSの「ソーシャルキャスト」を選択しました。その決め手について、動画コンテンツ販売の柔軟性や、配信の経験が少ない社員でも運用できる機能性と利用費用が優れていたことを挙げ、サポート体制の充実度も評価していると言います。

「動画を管理画面にアップロードするだけで、簡単に動画配信サービスを運営できるところに興味を惹かれました。また、コンテンツの販売やチケット配布による限定公開など機能が豊富で、社員研修や店舗スタッフさん向けのセミナーで利用できるところも気に入っています。オンライン決済の手段も豊富で、セミナー受講者の利便性にも一役買っています」(藤田さん)

動画でコーヒーの魅力を伝える

ビデオセミナーの開催で、リアルのイベントでは得られなかった新たな知見も徐々に蓄積されていると言います。

「リアルのコーヒーセミナーでは、淹れたてのコーヒーの香りを体験できます。しかし、ビデオセミナーでは香りが伝えられません。そこで、コーヒーを口に含んだ際のフレーバーの感覚を『レモンのような酸味』『チョコレートのような後味』といった具体的な言葉で表現するよう心がけています。また、ドリッパーに注いだ際に膨らむ泡の様子をアップでお見せできるなど動画ならではの利点を感じました」(藤田さん)

さらに、セミナー参加者の視聴履歴を確認する機能を利用し、人気のテーマや動画のどこが面白いと感じてもらえたかを分析。「新しく動画をつくるうえで大いに参考になった」と語ります。インターネットを活用し、コーヒーのスペシャリストの妙技と知識を惜しみなく動画で発信する藤田さん。日本だけでなく世界に向けて「喫茶文化」をわかりやすく伝えていく「鍵」を手に、新たな扉を開こうとしています。

 

株式会社ストランダー 代表取締役 青木大輔さん
「ソーシャルキャストは、さまざまな企業さまのDX推進のきっかけになるよう、導入しやすさ・使いやすさを重視して製品開発に取り組んでいます。」

 

企画協力:株式会社ストランダー

 

栗原亮
※Web Designing 2022年4月号(2022年2月18日発売)掲載記事を転載