大企業のデジタルトランスフォーメーションのためのWebプラットフォーム選び 事例詳細|つなweB

企業が自社のニーズを満たすCMSを選定する際、特に大企業の場合はCMSに求める機能やサポート体制は複雑で特殊なケースがあります。そんな大企業の要望を柔軟に叶えるCMSが「Connecty CMS on Demand(CMSoD)」です。

 

大規模・大量のコンテンツをさばけるか

CMSは数多くありますが、それらは「大企業向け」と「中小企業向け」、そして「クラウド」と「オンプレミス」という軸で分けられます。この中で自社にとって最適なCMSを選定するには、事業や組織規模にあったCMSの選定が鍵となります。大企業に求められるCMSとは、「多人数・複数部門・複数サイトでの管理」、数千、数万ページといった「大量のコンテンツ管理」が可能でなくてはなりません。大規模データベースの構築や脆弱性対応など、安全に利用できる仕組みも必要です。

そして、そのインフラ構成は規模も大きく、複雑になりがちですが、手間の掛かるインフラ構築や保守作業も不要で、常に最新の機能・セキュリティを維持し続けられるクラウド型だとより望ましいでしょう。そんな数々のニーズに応えられる稀有なCMSが、「CMSoD」です。

多数の競合製品の中でこの貴重なポジションを確立できている理由について、(株)コネクティの田谷賢太郎さんは次のように説明します。

「これまで中小規模向けのクラウドCMSはありましたが、大規模に利用できるサービスは存在しませんでした。クラウドで使える大企業向けのCMSoDは、実は画期的なCMSなのです」

 

DX推進に不可欠な要素を持ったCMS

CMSを選定する上でもうひとつ考慮すべきは「日本製」か「海外製」か、という点。クリエイティブ面や利便性では両者に大差はありませんが、日本の大企業の場合、多人数、あるいは複数部署・法人の手が入ることも多く、その分“ガバナンス”を効かせられる機能・仕組みが欲しいところ。また、上場基準やホールディングス対応なども重要です。

これら国内事情に沿った対応は海外製のCMSには望みにくく、SIerによる多大なカスタマイズが必要です。結果バージョンアップ時に多額の費用が必要でした。しかしCMSoDの場合、日本企業ならではのユーザーに寄り添った機能が標準で整備され、しかもクラウドなので無償でアップデートされ続けます。

「自社開発のCMSだからこそ、きめ細やかかつスピーディな対応が可能です。今後も新しい機能がどんどん利用できるようになります」(田谷さん)

デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する企業は増えていき、会社全体で取り組んでいく必要性が高まっています。CMSoDは、そのために不可欠な要素を持っているCMSだと言えるでしょう。

 

DX推進プラットフォーム Connecty CMS on Demand
https://www.connecty.co.jp/

 

田谷賢太郎氏
株式会社コネクティ 営業部 マーケティングフェロー

 

企画協力:株式会社コネクティ

 

久我智也
※Web Designing 2020年4月号(2020年2月18日発売)掲載記事を転載