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特集一覧 Web Designing 2019年10月号

【地方×働き方】ワーケーションを取り入れた『アスニカ』 「Web制作×地方×働き方」アンケート企画

・東京に拠点
・ワーケーションを導入
・全社員が利用、参加
・社員7名、小規模

アスニカ(株)
創業年:2013年 拠点:東京都品川区
最近の成果物:FULLTIME EC担当者のためのRPAの開発Torio プロジェクト管理ツールの開発

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教えてくれたのは…Sales & PR Teamリーダー 渡辺 直子さん

(1)現状とワーケーションを導入した理由は?

従業員は7名、拠点は東京・西五反田の1つで全員が勤務。ワーケーションは創業以来、3カ月に1回程度のペースで不定期開催。ワーケーション期間は1回あたり1泊2日か2泊3日です。目的は、「社員同士のコミュニケーションの活性化」と「リフレッシュ」です。これまで北海道、宮崎、奄美大島など全国幅広く出向いています。

弊社がWebシステム開発事業を主軸とするため、創業当時は全員がエンジニア。会社の制度として導入して、1日の大半を社内で過ごし、メリハリや刺激が少ない日々に変化を与える目的もあります。

エンジニアはPCがあれば場所を選ばず仕事ができるので、恒例行事として定着しています。参加のハードルを下げるように全員参加と決めています。

 

(2)移動先での活動を支える仕組みは?

社内の連絡はSlack、クライアントとはChatworkかメールを利用。基本はPCと電話があれば、どこにいても対応可能なため、通常どおりの開発業務を行っています。

ただし、移動中で業務が進まない時間帯はあるので、案件のスケジュール調整はワーケーション実施前にしっかりと行い、進捗状況次第では実施時期をずらします。営業や広報部門からの参加者は、ワーケーションのタイミングでやりやすい作業(資料の作り込み、プレスリリースの執筆など)を充てる工夫もしています。短期間ですので、期間中のWeb会議は設けていません。

 

(3)ワーケーションと地域貢献への考えについては?

社員のリフレッシュやコミュニケーション活性化が目的なので、ワーケーション自体は地域貢献につなげられていません。今後、地方での案件が増えた場合には、サテライトオフィスを検討する可能性はあります。

 

(4)ワーケーションのメリットや成果について

ワーケーションの内容を求人サイトWantedlyで定期的に紹介すると、仕事内容のほかに会社そのものに興味を持たれ、求人応募数が30%増加しました。

定性面では、一緒に行ったメンバー同士の仲が深まり、社内の風通しが改善。仕事以外に移動や寝食も共にし、チームとしての一体感強化につながっています。

サテライトオフィスですと固定費がかかりますが、時期や予算、場所をその都度決められる自由度もメリットです。

 

(5)ワーケーションを行ったからこその気づきや注意点は?

業務効率だけなら、環境が整った社内の方が生産性は高いです。宿泊先や交通手段の予約、案件のスケジュール調整など、事前準備に時間がかかり、地域によってはネット接続が安定しません。また、地方の穏やかな空気にのまれ過ぎると、仕事がはかどりません。参加者には自律的な動きが求められます。

希望や任意でやると、一部だけの社員の利用になりがちですので、社内行事として全員参加(最低、年に1回)としています。周りが忙しかろうと、後ろめたさを感じずに参加しやすい制度にした上でワーケーションを運用中です。

掲載号

Web Designing 2019年10月号

Web Designing 2019年10月号

2019年8月17日発売 本誌:1,559円(税込) / PDF版:1,222円(税込)

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【複数拠点】【リモートワーク】
場所に縛られない働き方

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高齢化や人口減少など、地方が抱える課題は山ほどあります。
一方で、インバウンドによる地域資源の再発見やITインフラの整備など、
ポジティブに捉えられる話題もあります。
もちろん地方の自治体・民間企業は今、大きな課題に対し真摯に取り組んでいますが、
WebをはじめとするITスキルのプロフェッショナルの力を必要としているのです!

WebやIT業界で活躍する制作会社をはじめとしたプロフェッショナルのみなさんは、
今そこにある地方の課題解決に多少なりとも貢献できるスキルを持っていると言えるでしょう。
また、ネットワーク技術の進化は働く場所の自由度を大きく広げました。
自分の理想とするライフスタイルに合わせて、住む場所をはじめ関わりを持つ地域の選択肢も増えています。
そこで、企業や制作会社の地方も視野に入れた働き方の可能性も追求していきます。


また、ネットワーク技術の進化は働く場所の自由度を大きく広げました。
自分の理想とするライフスタイルに合わせて、住む場所をはじめ関わりを持つ地域の選択肢も増えています。
そこで、企業や制作会社の地方も視野に入れた働き方の可能性も追求していきます。



●地方が抱える課題とは
・制作会社の力が活きる地方のニーズ

●地方におけるWebビジネスのヒント
・制作会社の強みを活かす 考え方と実践
・今行われている地方でのビジネスとは?

●自治体側の受け入れ態勢や協業、助成金

●地方との繋がり方
・「移住」は手段の一つ。「住まなくても繋がる」関係性

●企業で考えるべき「働き方」
・地方志向の社員を活かすための制度導入
・サテライトオフィス、在宅リモートなど事例

【本誌内注目の一文】
■本当の魅力を発見して伝えていくためには、外から来たヨソモノ視点が必要

■まずは参加して、違う環境に関わってみよう

■都市部の高齢化問題の先進事例はローカルにある

■地域外の人材が地域づくりを担い変化を生み出す

■WebやITを生業とする方であれば、自身のスキルを活かす形でも関係人口になれます

■特別な理由がなくても全社員が選べる働き方として、テレワークを活用している




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