WD Online

特集一覧 Web Designing 2019年10月号

「移住」のノウハウに学ぶ参入すべき地域の見つけ方 どうしたら地域に受け入れられる? その1

都市部を拠点にビジネスをしている人から見ると、地方には都市部にない魅力がたくさんあるように見えます。そこに視点を当てれば、ビジネスのチャンスがあるのではないかと思う人も少なくないでしょう。しかし実際にビジネスを展開するとなると、さまざまな問題が立ちはだかります。ここでは都市部在住者の地方移住や地元事業の継業をサポートし、地方移住の事情に詳しいNPO法人ふるさと回帰支援センターの嵩(かさみ)和雄さんに、最新の移住の状況を元に地域への溶け込み方についてうかがいました。

【NPO法人ふるさと回帰支援センターに聞く】NPO法人ふるさと回帰センターは、地方暮らしやIJUターン、地域との交流を深めたい人をサポートするために、東京・大阪を除く45道府県の自治体と連携して地域の情報を提供し、都市と農村の橋渡しによって地方の再生、地域活性化を目指している
http://www.furusatokaiki.net/

飛び込む前にまずは関係づくりを始めよう

移住の難しさとは?いきなり飛び込むその前に

東京・有楽町にある「ふるさと回帰支援センター」は、東京と大阪を除く45道府県の自治体と連携し、移住に関する情報提供を行っているNPO法人です。そこには日々、移住を考える人が訪れています。

ただし、同センターの副事務局長を務める嵩和雄さんは、「希望者すべてに移住を勧めるわけではない」と言います。

「例えば理想的な家を見つけたからといっても、地域との関わりがないままに入っていってしまうと、隣近所との付き合いがうまくいかずに苦労することになってしまいます。特に多いのは、地域の環境やその地区独自のルールに対する理解がないまま移住を進めてしまう例。そこで失敗すると、不幸な結果になりかねません」

地域には道や用水路を守るための草刈りだとか、地元の神社修繕のための積立制度といったような、土地の事情に根ざしたルールがあります。移住者もそうした輪に入る努力をしなければうまくいかないのです。

「移住というのは大変重い決断です。理想を実現したいという思いを抱くだけでなく、その前段階として交流事業に参加したり、短期のお試し移住を実践してみたりと、その地域への理解を深めておくことが必要なのです」

続きを読むためにはログインが必要です。
マイナビBOOKSの「WD Online全文購読サービス」(有料)をご利用ください。

マイナビBOOKSへの新規会員登録もこちらから。

定期購読者はオンライン版が読み放題 !!
雑誌『Web Designing』の定期講読者には、
WD Onlineの全文購読サービスを無料でご提供しています。
詳しくは「定期購読のご案内」をご覧ください。

掲載号

Web Designing 2019年10月号

Web Designing 2019年10月号

2019年8月17日発売 本誌:1,530円(税込) / PDF版:1,200円(税込)

ローカルへの貢献でビジネスも広げよう

サンプルデータはこちらから

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

クリエイターのスキルが活かせる課題&チャンスが日本中にある!
地域活性化成功のポイント

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

【複数拠点】【リモートワーク】
場所に縛られない働き方

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

高齢化や人口減少など、地方が抱える課題は山ほどあります。
一方で、インバウンドによる地域資源の再発見やITインフラの整備など、
ポジティブに捉えられる話題もあります。
もちろん地方の自治体・民間企業は今、大きな課題に対し真摯に取り組んでいますが、
WebをはじめとするITスキルのプロフェッショナルの力を必要としているのです!

WebやIT業界で活躍する制作会社をはじめとしたプロフェッショナルのみなさんは、
今そこにある地方の課題解決に多少なりとも貢献できるスキルを持っていると言えるでしょう。
また、ネットワーク技術の進化は働く場所の自由度を大きく広げました。
自分の理想とするライフスタイルに合わせて、住む場所をはじめ関わりを持つ地域の選択肢も増えています。
そこで、企業や制作会社の地方も視野に入れた働き方の可能性も追求していきます。


また、ネットワーク技術の進化は働く場所の自由度を大きく広げました。
自分の理想とするライフスタイルに合わせて、住む場所をはじめ関わりを持つ地域の選択肢も増えています。
そこで、企業や制作会社の地方も視野に入れた働き方の可能性も追求していきます。



●地方が抱える課題とは
・制作会社の力が活きる地方のニーズ

●地方におけるWebビジネスのヒント
・制作会社の強みを活かす 考え方と実践
・今行われている地方でのビジネスとは?

●自治体側の受け入れ態勢や協業、助成金

●地方との繋がり方
・「移住」は手段の一つ。「住まなくても繋がる」関係性

●企業で考えるべき「働き方」
・地方志向の社員を活かすための制度導入
・サテライトオフィス、在宅リモートなど事例

【本誌内注目の一文】
■本当の魅力を発見して伝えていくためには、外から来たヨソモノ視点が必要

■まずは参加して、違う環境に関わってみよう

■都市部の高齢化問題の先進事例はローカルにある

■地域外の人材が地域づくりを担い変化を生み出す

■WebやITを生業とする方であれば、自身のスキルを活かす形でも関係人口になれます

■特別な理由がなくても全社員が選べる働き方として、テレワークを活用している




【スペシャル記事】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

より高速に、よりクリエイティブに!
共同制作の質を大きく向上させる新定番ツール

Adobe XDで進化するWeb・アプリの開発プロセス

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

この記事を見た人はこんな記事も見ています