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One's View コラム Web Designing 2019年2月号

【コラム】コンビニホームページのWebディレクション 今号のお題「Web制作」

さまざまな方々に、それぞれの立場から綴ってもらうこのコラム。ひとつの「お題」をもとに書き下ろされた文章からは、日々の仕事だけでなく、その人柄までもが垣間見えてきます。

今号のテーマが「Web制作」ということで、10年来いっしょに仕事しているローソンホームページWebディレクターの草間正行さんのお話をします。

コンビニエンスストアのホームページは、企業情報・キャンペーン・サービス・海外などの多岐にわたる情報を扱う大規模なサイトです。月間約5,500万PVで、年に約1.2倍ずつ伸長しています。SNSやニュースサイトからの流入増加も要因ではありますが、細かい工夫をして数値を伸ばしてきました。掲載すべき情報が多いため、関連会社を含めるとやりとりする部署は年間で100以上にのぼります(年1回更新などのコンテンツも多数)。私がサイト責任者という立場ではあるのですが、常に外で飛び回っているのでその各部とのやりとりは草間さんが担ってくれています。

今回のコラムをきっかけに、改めて草間さんにWeb制作で工夫している点を聞いてみたところ、3つ教えてもらいました。

1. 作業時間を短縮する

前職のWeb制作会社では、デザインやコーディングの業務で苦労していたそう。だからこそ、ディレクション側になり、効率化の重要性がわかるそうです。データの受け渡しは共通サーバに集約し、取引先・社内との素材データのやりとりを簡単にしています。各人のタスクもメンバー全員が把握できるように変更しました。

2. 各関係者と連携する

毎週20部署が集まる編集ミーティングをとりまとめ、決定事項をリアルタイムに共有できる体制をとってくれています。ローソン銀行、ローソンエンタテイメント、ストア100など、グループ各社の情報も集約し、ミスのないよう配信できるようにしてくれています。版権元さんとのやりとりが多いエンタメ関連などは修正が多く、しばしば緊急対応も強いられるのですが、草間さんは「次は気を付けてね」と笑顔で神対応をしています。私だけだと、ぷんぷんするので、よいペアだと思います。

3. コンテンツを素早く発信する

コンビニはキャンペーンが多く、特にローソンはアニメタイアップが他社さんに比べて多くなっています。今までキャンペーンページは外部に依頼をしていたのですが、2016年に「ローソン研究所」というブログ形式のページを立ち上げました。CMSにより、ローソンの新入社員でもブログを書くことができるようになっています。追加でかかっていたコストがかからずリアルタイムで更新できるので、スピード感が上がっています。2018年10月には月間1,000万PVを超えました。

私より数個年上ですが、いつも「メッセージいっぱいで見られない~」と笑顔で困った顔をしている癒し系の草間さん。今後の活躍も、乞うご期待ください。]

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笑顔が素敵なWebディレクターの草間さん。積極的に業務効率化を図り、大規模サイトの運用を支えます

 

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ナビゲーター:白井明子
(株)ローソン マーケティング本部 シニアマネジャー  デジタルドリブンな取組の推進を担当。「Web人大賞」、日経ウーマン「ウーマン・オブ・ザ・イヤー準大賞」受賞。ACC新事業検討委員会委員、法政大学イノベーションマネジメント研究センター客員研究員。http://www.lawson.co.jp/

掲載号

Web Designing 2019年2月号

Web Designing 2019年2月号

2018年12月18日発売 本誌:1,559円(税込) / PDF版:1,222円(税込)

Web制作会社の動向でわかる!IT業界の2019年

サンプルデータはこちらから

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アンケートとインタビューで浮き彫りにする
Web制作業界の今とこれから

Web制作のリアル 2019

●この5年、Webの役割はどう変わった?
●どんな業務が増え、どんな仕事が減った?
●Web制作以外で広げたい業務は?
●会社として求める人材像は?
●強化したい知識やスキルは?

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デジタル全盛の今、加速度的にWeb制作の現場も変化しています。
ほんの5年前と比べてもスマホの普及やインフラの進化、さらにはAIなど技術的潮流の変化もさることながら、
それらに伴う消費者の行動変化は今までないスピードになっています。

そんな中、デジタルを駆使した課題解決のプロであるWeb制作会社/Web制作者は、
「サイト制作」だけを請け負う存在ではなくなりました。
ブランディングやプロジェクトの上流から参加するコンサルティング、アプリやビジネスツールの開発、
IoT、AI、はたまた採用やコーポレートアイデンティティの構築まで、その仕事の領域は大きく広がっています。

なぜそんなことが起きているのでしょうか。
Web制作という仕事にはそういった新しい領域の課題を解決し、次世代の要望を実現するスキルとノウハウがあるからです。
デジタルを中心とした現代のビジネスは、そんな「パートナー」を求めているのです。

では、そんなWeb制作会社やWeb制作者は何に力を入れ、これからどこへ向かおうとしているのでしょうか。
本特集では、独自アンケートとインタビューによる調査を実施し、Web制作会社の現在の経営戦略や現場の生の声を徹底収集。
過去5年間からの現場の変化を鑑みながら、Webを中心としたデジタル時代の今と近未来を考えてみようと思います。




■[第1部]Web制作白書2019・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Web制作という仕事が登場して20年強。この仕事の形は大きく変化を遂げてきました。
かつてデザインを中心としたその仕事は、今や単なる制作に留まらぬ、実に幅の広い仕事になっています。
Web制作に携わる人達が何を考え、どう働き、どこを目指しているのか。
その点をさまざまな角度から尋ね、その結果をグラフとコメントで構成しました。

Web制作とは今、どんな仕事なのか。そしてこれからどう変化していこうとしているのか。
その結果からは驚きの今と未来が見えてきます。



■[第2部]時代がWebクリエイターを求め始めている! Web制作の今とこれから・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・「デザイン経営宣言」をWeb制作者観点から読み解く

[Chapter1]Web制作とクリエイティブの今・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・Web業界の変化と活路
 主に仕事の内容について、打ち上げ花火的なプロモーションの激減、クリエイティブという言葉が引き連れる意味の変遷など、
 Web制作が表現からクライアントの課題解決へと向かっている根拠を探ります。

・Web制作12社が考える「いま現場で必要とされる能力とは?」
 現場では、デザイナーであればデザインを、プログラマーであればコーディングを、という枠組みだけでなく、両者の知識やコミュニケーション能力など、職能が
 広がっている状況を把握します。

・デザインの力は企業になにをもたらすのか?_サイバーエジェント執行役員 佐藤洋介
 いまのWeb制作としての職能をどう育てるのかについて、対個人的、組織論的なアプローチで育成についてのヒントを解説します。
 同様に、個人がどのようにその能力を身につけることができるのか、日常の生活、毎日の仕事のなかでいかにアンテナを張り、知見をためていけるのでしょうか。

・Web制作会社進化論~広がる業務領域~


[Chapter2]制作会社が知っておきたい今ドキのクライアント事情・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
予算策定までのプロセス、要件定義の考え方、社内事情。制作会社に発注したい企業にも、「やりたくてもできない」理由があります。
現在の企業がWebビジネスを行う際、どのような課題や障壁があるのでしょうか。

・クライアントとの適切な関係をつくる「予算や見積もりの考え方」
・濃密で長期の関係を築く方法


など

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