Movable Type 3.2 / 3.3 における変更点
ウェブログの設定は、左側のメニューの「設定」で行います。Movable Type 3.2における設定は、「基本」「新規投稿」「コメント/トラックバック」「公開」に分かれています。Movable Type 3.3では、「詳細モードに切り替え」をクリックすることで細かな設定を行うことが可能です。
ウェブログの説明、日付用の言語、エントリーやコメントの表示順、概要に載せる文字数については、ここで設定します。
新規エントリーのテキストフォーマット(改行設定)は、ここで設定します。
コメントの受け付けや、コメントのテキストフォーマット(改行設定)については、ここで設定します。
優先するアーカイブのタイプ(パーマリンクの設定)や、アーカイブ・ファイルの拡張子については、ここで設定します。また、アーカイブの設定もここで行い、「アーカイブ・マッピング」で生成するアーカイブ(本書では個別、月別、カテゴリー)にチェックを付けます。
エントリーの投稿に関しては大きな変更はありません。コメントの設定は「コメントを受信」のオン・オフだけとなっており、コメントを受信する場合はチェックをつけておきます。また、テキストフォーマットの設定は「改行設定」となっています。
なお、Movable Type 3.3では、エントリーの編集画面に必要最小限の項目しか表示されません。そのため、必要に応じて編集画面の下にある「画面の表示設定を変更」をクリックし、表示する項目を設定してください。
カテゴリーの設定に関しては大きな変更はありません。
画像のアップロード先は、標準でローカル・サイト・パス(サイト・パス)が指定されるようになっています。
テンプレートは「インデックス」「アーカイブ」「システム」「モジュール」の4つに分類されています。各ページを生成するテンプレートは以下のようになっています。
生成ページ | テンプレート |
---|---|
メインページ | インデックス > メインページ |
スタイルシート | インデックス > スタイルシート |
個別ページ | アーカイブ > エントリー・アーカイブ |
カテゴリーページ | アーカイブ > カテゴリー・アーカイブ |
月別ページ | アーカイブ > 日付アーカイブ |
Movable Type 3.2以降には、テンプレート・モジュール「Remember Me」(P.284)がありません。その代わり、コメント送信フォームで使用するスクリプトは、インデックス・テンプレートの「JavaScript (Site JavaScript)」で生成されるようになっています。生成されるスクリプト・ファイル名はmt-site.jsです。
そのため、12-1(P.280)ではSTEP3〜4の作業が不要となり、STEP5で「rememberme.js」の代わりに「mt-site.js」を指定します。
<script type="text/javascript" src="<$MTBlogURL$>mt-site.js"></script>
さらに、以下のように
にonloadの設定を追加します。<body onload="individualArchivesOnLoad(commenter_name)">
また、<MTEntryIfAllowComments>と<MTEntryIfCommentsOpen>はMovable Type 3.2から非推奨となったため、それぞれ<MTIfCommentsActive>と<MTIfCommentsAccepted>に置き換えます。なお、古いタグをそのまま使用しても機能します。
これらの修正を加えたコメントまわりのテンプレートソースは以下のようになります。
12-01src.txt 修正版: 12-01src2.txt
01-03src.txt 修正版: 01-03src2.txt