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将棋世界

8月号「イメージと読みの将棋観・Ⅱ」のテーマ1、2

2016.06.22 | 鈴木健二

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みなさま、こんにちは。将棋世界編集部の鈴木です。

将棋世界8月号(7月2日発売)に掲載する「イメージと読みの将棋観・Ⅱ」(文・構成 鈴木宏彦)のテーマ図を、一足先に公開いたします。
 

テーマ1
コンピュータが変えた常識


長い間、「こんな手はないよ」といわれていた手が、コンピュータ将棋の影響を受けて、突如、復活することがある。テーマ図の△4五歩はその典型。これで矢倉の常識はひっくり返ってしまった?

矢倉の▲4六銀―▲3七桂型を見なくなったのは、この△4五歩が有力と見られているのが原因です。しかし、6人の中には、「先手がやれる」と見ている棋士もいました。
 

テーマ2
53歳の升田名人は誕生していたか


大山―升田の名人戦。升田式石田流シリーズといえば、オールドファンなら目が輝くはず。テーマ図はその最終第7局の終盤。ここである手を指していれば、升田に勝機があったのではないかといわれている。それは本当なのか……。

ここで、升田幸三実力制第四代名人の指した手が失着だったそうです。きっと、「53歳の升田名人誕生を見たかった」というファンの方は多いでしょうね。

6人の棋士の読みと独自の見解については、7月2日発売の「将棋世界8月号」をお読みください(下は発売中の7月号)。