振り飛車最前線 ゴキゲン中飛車VS超速▲4六銀戦法|将棋情報局

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講座 中飛車

振り飛車最前線 ゴキゲン中飛車VS超速▲4六銀戦法

発売日:2016-09-28

販売元:マイナビ出版

判型:四六判

ページ数:256ページ

難易度:中級~有段

ISBN:978-4-8399-6076-6

ゴキゲン中飛車の最大の難敵といえば超速。
一直線に▲4六銀と繰り出し、そこから左の銀も攻撃参加する「超速二枚銀」と後手の動きを封じて穴熊に組む「超速穴熊」の2つの有力策を自在に使い分けられる、非常に優秀な戦法です。

ゴキゲン中飛車を指したいのなら、超速は避けて通れないところですが、手を焼いている方も多いのではないでしょうか?

そこで本書が救世主となります。中飛車のスペシャリスト杉本昌隆七段が超速に対して最も有力だという「銀対抗△4四銀型」の指し方を徹底的に解説しています。序章で「対超速△4四銀対抗の考え方」を述べたあとに、第1章では急戦の「超速二枚銀」を解説。△4四銀で持久戦に持ち込んでしまえば超速急戦は怖くありません。先手の攻めを受け止めるコツを学んでください。

続く第2章は「対超速穴熊編」。この場合は後手も穴熊にして相穴熊の戦いになります。先手の7七角を目標に巧みにリードを奪う手順が非常に参考になります。

第3章では先手中飛車対後手の超速を紹介。超速は後手番でも有力な戦法ですが、一手の違いが大きく、中飛車が有利に戦いを進めることができます。

第4章では別の超速対策として△3二銀型を解説しています。角道を止めずにさばいて勝ちたい方にはこちらがオススメです。

また、コラムでは弟子の藤井聡太新四段のことも書かれており、こちらも必見です。

本書の内容をマスターすればもう超速を恐れることはありません。
杉本七段が惜しげも無く研究を披露した一冊。中飛車党の皆さん、必見です!

著者プロフィール

  • 杉本昌隆

    杉本 昌隆(すぎもと・まさたか)
    1968年11月13日生まれ 愛知県名古屋市出身
    1980年6級で(故)板谷進九段門
    1990年10月1日 四段
    2006年2月10日 七段
     本格派振り飛車党で、特に相振り飛車については棋界きっての研究家として知られている。地元の東海研修会では幹事を務めるなど、後進の育成にも力を注ぐ。
    著書に「杉本流相振りのセンス」「相振り飛車の教科書」(日本将棋連盟)、「速効!振り飛車の絶対手筋105」「必修!相振り戦の絶対手筋105」「対振り革命 中飛車左穴熊」「相振り革命」「新相振り革命」「相振り革命3」「相振り革命最先端」「相振りレボリューション」「杉本昌隆の振り飛車破り」(マイナビ出版)などがある。