△3三金型振り飛車 徹底ガイド【棋譜データ付き】|将棋情報局

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講座 三間飛車

△3三金型振り飛車 徹底ガイド【棋譜データ付き】

発売日:2019-07-26

販売元:マイナビ出版

判型:四六判

ページ数:224ページ

難易度:中級~有段

ISBN:978-4-8399-7000-0

阪田流向かい飛車&△3三金型三間飛車

★サイン本は完売いたしました。

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本書は序盤に△3三角と上がり▲同角成に△同金と取り返す「△3三金型振り飛車」について解説したものです。

その後飛車を△2二飛と振れば阪田流向かい飛車。△3二飛と振れば△3三金型三間飛車となります。

阪田流向かい飛車は明治から昭和初期に活躍した阪田三吉贈名人・王将が創案した戦法。糸谷哲郎八段などの現代のトップ棋士も採用する古くて新しい戦法です。基本的な狙いは単純で△2四歩からの棒金。通常は守りに活躍する強い駒である金を攻めに使うので攻撃力は抜群です。相手が正しい受け方を知らなければいとも簡単に圧勝できます。ただし、守りは薄くなるので、指しこなすには知識と力が必要となります。

本書では△5二金型速攻、△7二玉型、対左美濃、持久戦とさまざまな阪田流のバリエーションを解説しています。


第5章では△3三金型三間飛車を解説。菅井竜也七段が羽生善治九段を相手にタイトル戦の大舞台で採用し、見事勝利したことで一気に注目された戦法です。

△3四金から△3三桂と活用する狙いで、向かい飛車よりじっくりした戦いになります。桂が安定していて使いやすいという特長があり、インパクトのある出だしでありながら、見た目以上に指しやすい作戦です。

ぜひ本書を読んで△3三金型振り飛車をマスターして、金の力で居飛車を粉砕してください。

目次

△3三金型振り飛車徹底ガイド 目次

序 章 △3三金型振り飛車の基本
第1章 阪田流向かい飛車 △5二金型速攻
第2章 阪田流向かい飛車 △7二玉型
 第1節 ▲7七銀型
 第2節 ▲7七銀保留型
第3章 阪田流向かい飛車 対左美濃
第4章 阪田流向かい飛車 持久戦編
第5章 △3三金型三間飛車
 第1節 △3三桂~△2五桂型
 第2節 △5四銀型
 第3節 ▲5六歩型

 コラム① 摩耶サロン子供将棋塾
 コラム② 将棋フェスタ
 コラム③ NHK杯
 コラム④ 私の平成

著者プロフィール

  • 安用寺孝功(著者)

    1974年8月30日生まれ、京都府宇治市出身
    1988年6級で森信雄七段門
    1999年10月1日、四段
    2009年2月10日、六段
    多彩な振り飛車を指しこなす振り飛車党。力戦形をいとわず、力強い指し回しを見せる。竜王戦は5組。順位戦はC級1組。
    著書に「将棋 基本戦法まるわかり事典 振り飛車編」「相振り飛車で勝つための18の心得」「全戦型対応!将棋・端の攻め方、受け方」「角交換四間飛車で勝つための24の心得」「1冊で全てわかる向かい飛車 その狙いと対策」(いずれもマイナビ出版)がある。