第20期マイナビ女子オープンは本戦が開幕します。前期の本戦準決勝に進出した4名と予選を勝ち抜いた12名の計16名で挑戦権を争います。
開幕局は野原未蘭女流二段-山口仁子梨女流1級戦を中継します。対局は8月12日(水)10時から、東京・将棋会館「飛燕」で行われます。持ち時間は各3時間(チェスクロック使用)、使いきると1手60秒未満の着手となります。
本局の中継は、棋譜・コメントを琵琶、ブログを胡桃が担当します。どうぞよろしくお願いいたします。
【第20期マイナビ女子オープン本戦】
https://www.shogi.or.jp/match/mynavi/20/honsen.html
【棋譜中継ページ】
https://book.mynavi.jp/shogi/mynavi-open/result/20/mynavi202608120101.html
(胡桃)
野原女流二段の本棋戦成績は9勝6敗(0.600)で、アマチュア時代の成績を含めると10勝9敗(0.526)。本戦入りは3回(第16期、第19期、第20期)。今期は予選からの出場で、和田あき女流二段、岩佐美帆子女流初段に勝って本戦入りを果たしました。
山口女流1級の本棋戦成績は5勝6敗(0.455)。今期は予選からの出場で、佐原志依奨励会6級、萩田菜々子女流初段をくだして、初の本戦入りを決めました。

戦型は相居飛車となり、先手番の山口女流1級は居玉のまま棒銀を目指しました。上図から▲1五歩△同歩▲1四歩が積極的な仕掛けです。△1四同香なら▲2五銀で香を捕まえて先手成功です。実戦は△3三銀上▲1五銀△1二歩と進み、先手は端でポイントを挙げました。

下図は11時頃の局面です。本日の対局立会人を務める堀口弘治八段は「銀交換で後手が2手得をしました。先手は銀を5手、後手は銀を3手動かしたからです。棒銀は矢倉ですと攻めの銀と守りの銀を交換するので先手は手損してもバランスが取れるのですが、後手は居玉ですので守りの銀という意味合いが薄いため、私が後手が得をしたと見ます」と話しました。堀口弘八段は手得が大きいため、後手持ちの見解を示しています。

(山口女流1級は棒銀から積極的に仕掛けた)
(胡桃)






