[将棋]マイナビ女子オープンブログカテゴリー一覧|将棋情報局

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里見香奈女王に加藤桃子奨励会1級が挑戦する第7期マイナビ女子オープン五番勝負は、挑戦者の先勝で第2局を迎える。里見女王が巻き返してタイに戻すか、加藤奨励会1級が連勝で奪取に近づくか。対局は4月15日(火)、神奈川県秦野市「元湯 陣屋」で行われる。

本局の立会人は鈴木大介八段、記録係は佐々木大地三段(18歳、深浦康市九段門下)。観戦記担当は野月浩貴七段。現地大盤解説会の解説は鈴木八段、聞き手は上田初美女流三段。Twitter解説は三枚堂達也四段。インターネット中継は棋譜・コメントの入力を八雲記者が、ブログを文が担当する。


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陣屋の最寄り駅になる小田急線・鶴巻温泉駅へは、新宿から約1時間。都心から比較的行きやすく、駅を降りれば丹沢の山々が目に入り豊かな自然に触れることができる。陣屋へは徒歩数分の距離だ。

鶴巻温泉はカルシウムが豊富で、神経痛、婦人病、外傷などに効果があると言われている。温泉旅館はもちろん、日帰りで楽しめる入浴施設も駅のすぐ近くにある。

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15時30分から記念撮影が行われた。陣屋の庭園は一万坪を超える広さ。桜の花は散り緑の葉を付け、季節の移ろいを感じさせていた。



【鶴巻温泉[神奈川県]旅館|元湯陣屋|ご案内|庭園ギャラリー】

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記念撮影を終え、そのまま対局室の検分に。タイトル戦では対局の前日に、対局室で対局に使う盤や駒、照明や空調の具合を確認するのが古くからの習わしだ。陣屋は昔から数々のタイトル戦が行われてきた旅館で、対局にあたっては所蔵の盤と駒が用意される。対局室は「松風の間」。明治天皇を迎えるために黒田藩主が大磯に建てたものを、のちに三井家が移築した部屋である。

両対局者が揃うと、立会人の鈴木八段が駒を二人に渡した。今回陣屋で用意された駒は2組、影水師作の錦旗書と静山師作の菱湖(りょうこ)書。いずれも漆を盛り上げた盛上駒と呼ばれる最高級品だ。駒の書体には多くの種類があるが、錦旗と菱湖は中でもメジャーなもの。里見女王の希望は菱湖書。加藤奨励会1級も同じ書体を希望した。菱湖は細く流麗な字体が特徴で、見やすさで対局者に好まれることが多い。空調も事前に打ち合わせがあり、対局者に直接風が当たらないよう、隣の部屋に入れることに決まった。

このあとは18時から関係者を集めての食事会が行われる。

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(静山師作、菱湖書)
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(影水師作、錦旗書)


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検分の後、両対局者に直前インタビューが行われました。

本ブログ上部のインタビュータブをクリックするか、以下のリンクからご覧ください。



(八雲)