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第3期 >> 本戦準決勝

ご挨拶

2010.01.14

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おはようございます。本日は準決勝戦の斎田晴子女流四段-上田初美女流二段戦が行われます。本局の担当は棋譜コメント担当が吟記者、ブログ担当が文です。よろしくお願いします。

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(将棋会館4Fにあるホワイトボードの掲示)

 

(文)

 

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(文)

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図は12手目△3三角までの局面。この将棋は▲7六歩△5四歩の出だしで始まりました。斎田女流四段が△5四歩で中飛車を明示したのに対し、上田女流二段は居飛車で対抗。戦型は居飛車対位取り中飛車となりました。

 

(文)

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(きれいに晴れた新宿の空。空気は冷たいですが、すがすがしい天気です)

全画面キャプチャ 20100114 110515.jpg

いっぽう、盤面は序盤ながらピリピリと緊張感が漂ってきました。図は24手目△4五銀の局面。斎田女流四段は5四銀のまま△6四歩から△6五歩と6筋の攻めを見せるのではなく、積極的に銀を前線に繰り出しました。いつでも△5六歩を見せて先手陣を牽制している意味があります。上田女流二段は穴熊を目指す布陣ですが、4八の銀をどう活用するかがポイントになりそうです。

 

(文)

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全画面キャプチャ 20100114 114031.jpg

図は36手目△5五角の局面。飛車を狙って厳しい一手です。斎田女流四段は飛角銀を目いっぱい捌(さば)いた格好で、このまま押し切ってしまえば優勢になります。いっぽう上田女流二段はここで踏みとどまれるかどうか。盤面の争点が限られているので、受け一方ではなく反撃を目指して強く戦いたいところです。午前中から早くも勝負所を迎えました。

 

(文)