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将棋情報局

第16期 >> 本戦1回戦

対局開始

2022.08.23

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10時、定刻を迎えて対局が始まりました。振り駒の結果、歩が3枚出て里見女流五冠の先手に決まりました。
 

(対局開始の一礼)
 
(先手の里見香奈女流五冠)
 
(後手の脇田菜々子女流初段)
 
(3手目▲7六歩の局面)

(武蔵)

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(里見女流五冠は荷物を置いたあと席を離れ、9時45分頃に戻ってきた)
 
(脇田女流初段は、9時45分過ぎの入室)
 
 
(駒を並べ終えると振り駒を行う。本局の記録係は石本さくら女流二段が務める)
 

(結果は歩が3枚。里見女流五冠の先手に決まった)

(武蔵)

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◆里見 香奈(さとみ かな)女流五冠(清麗・女流王座・女流王位・女流王将・倉敷藤花)◆
1992年3月2日生まれ、島根県出雲市出身。森けい二九段門下。2004年、女流2級。2020年、女流六段。女流棋士番号は33。
タイトル戦登場は61回。獲得は清麗3期、女王1期、女流王座5期(クイーン王座)、女流名人12期(クイーン名人)、女流王位8期(クイーン王位)、女流王将8期(クイーン王将)、倉敷藤花12期(クイーン倉敷藤花)の計49期。

中飛車を得意とする振り飛車党。最近では居飛車の採用も増え、棋風の幅を広げています。
第6期で初の女王のタイトルを獲得。前期は挑戦者に名乗りを上げるも、2勝3敗で惜しくも奪取とはなりませんでした。今期は本局が初戦となります。
女流棋界のトップを走り、その活躍は男性棋戦にも及びます。今期は第48期棋王戦コナミグループ杯で挑戦者決定トーナメントに出場を決めました。八大タイトル戦の本戦に、女流棋士が進出するのは初めてのことでした。また、現在は女性初の棋士を目指す挑戦となる「棋士編入試験五番勝負」の真っ只中でもあります。
 


(武蔵)

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◆脇田 菜々子(わきた ななこ)女流初段◆
1997年3月7日生まれ、愛知県一宮市出身。中田章道七段門下。2018年、女流2級。2020年、女流初段。女流棋士番号は66。

本格派の居飛車党で、対抗形では急戦も持久戦も採用します。本棋戦には第12期から参加し、今期は予選で島井咲緒里女流二段、堀彩乃女流1級を破って第13期から今期まで4期連続で本戦入りを決めました。しかし、本戦での勝ち星には恵まれていません。本局に自身の初勝利を懸けて戦います。
今月1日付で、日本将棋連盟関西本部所属から東京に移籍したことを、自身のブログで発表しました。「20代後半になり、心機一転で環境を大きく変えてみよう思った」と経緯を説明しています。

【ななこが行く。】
https://ameblo.jp/nakko9737/
 


(武蔵)

第16期 >> 本戦1回戦

戦型

2022.08.23

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戦型は、里見女流五冠の向かい飛車、脇田女流初段の居飛車で対抗形となりました。脇田女流初段は角道を突かず、玉を守るであろう左銀を早々と繰り出す工夫を見せ、上図△6五桂で局面を動かしました。

(武蔵)