マイナビ将棋書籍をタダで手に入れる方法 ~5月のアンケート結果発表~|将棋情報局

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マイナビ将棋書籍をタダで手に入れる方法 ~5月のアンケート結果発表~

お得で気軽に参加できる将棋大会『第6回 将棋情報局最強戦オンライン』11月13日開催! エントリー受付中 こんにちは。神社で財布をなくした編集部島田です。いいことありそうです。

気がつけば6月21日になってしまいました。遅ればせながら毎月恒例のアンケート結果の発表をさせていただきます。

5月もたくさんのご回答いただき、誠にありがとうございました。当選された5名の方にはすでに書籍を発送いたしましたので、ぜひ棋力向上に役立ててください。

では、アンケート結果の発表いきましょう。まずは恒例の「こんな本が出たら読みたい!という本は?」からいってみましょう。今回、私的に気になった企画は以下のとおりです。
 
(1)佐藤天彦名人による、横歩取り、角換わりについての解説書
(2)青野流の本
(3)藤井聡太七段の自戦記解説
(4)受けに特化した次の一手集
(5)居飛車側から見た対三間飛車の書籍

(1)は佐藤天彦名人による戦術書。皆さん、名人戦見ましたか?見ましたよね。天彦先生強かったですねー。長期政権が見えてきました。佐藤名人の戦術書、できるもんなら私もやりたいですが、忙しい先生なのでいけるかどうか。戦術書は大変なので自戦記ならあるいは・・・。もしくは「将棋の考え方」的な内容か。個人的には攻めを余して勝つ技術がすごいと思っているので「アマヒコのアマしかた」は読みたいです(って無理かー)。落ち着いたらダメ元でアタックしてみます。

(2)は青野流の本。青野流、ホントにはやってますよね。将棋年鑑の記録のページを作るのに調べてわかったんですが、いま横歩を取ってから▲3六飛と引いてしまうと勝率がグっと下がるんです。飛車は3四のままで頑張るのが良いと。何がいいかというと、後手に選択肢を与えないところがいいんだそうです。確かに先手の飛車が引けば、後手は飛車の引き場所をどこにするか選択する権利があります。でも引いてくれないと少なくとも△8四飛とできません。3四に居座ったまま強く戦って勝てれば後手は変化のしようがあまりなく、横歩取りの先手最強じゃん、ってことになります。青野流は先手必勝の夢を託された戦法なんです。そして今まさに青野流を得意とされている棋士にこの戦法の最新戦術書を執筆していただいております!!みなさん、どうぞお楽しみに。

(3)は藤井聡太七段の自戦記解説。これは最強のコンテンツです。私にもわかります。今回の藤井聡太全局集はもちろんところどころに藤井先生が当時言ったコメントも入ってますけど、棋譜解説は村山先生の手によるものです(それも素晴らしいです)。なんとか平成30年版では数局でもいいので藤井先生のガチの自戦解説をお願いしたいところ。これからお願いします。平成30年版に自戦記がなかったら「あ、島田ダメだったんだな」と思ってください。

(4)は受けに特化した次の一手集。これは強くなりそうな本ですね。受けるためにはたくさんの手を読まないといけないので、自然に読む力がつきそうです。著者はもちろん木村一基先生で。ニーズもありますし、ロングセラーになりそうです。検討します。

(5)は居飛車側から見た対三間飛車の書籍。わかります。プロ間でもノーマル三間飛車が復活傾向にあります。ノーマル三間には穴熊に組んどけば大丈夫、という感じだったのにトマホークを始めとする新手法が生まれたことでノーマル三間が見直されている、という状況だと思います。私もノーマル三間に対して穴熊にすると逆に狙い撃ちされてしまうような気がするので敢えて急戦でいってます。でもそうするとだいたい負けます。なのでこの本はほしいです。検討します、で終わると思うじゃないですか、すでにある先生に執筆依頼してます!ヒントは本格居飛車党、順位戦はB級1組。もう分かりましたね?乞うご期待です。


今回気になった企画は以上です。この他にもたくさんの良い企画をお送りいただきありがとうございました!今後の参考にさせていただきます。


さてさて、続いても恒例の好きな棋士ランキングいってみましょう。

まずは男性棋士から。

1位 羽生善治
2位 藤井聡太
3位 藤井猛
4位 山崎隆之
5位 木村一基

羽生先生、名人戦お疲れ様でした。といいつつ棋聖戦も始まってますけど。タイトル100期獲得の大台達成なるか、豊島先生が悲願の初タイトル獲得なるか、こちらも目が離せない対決です。木村一基先生といえば、7月7日(土)に竹橋で行われるマイナビ女子オープン一斉予選の大盤解説者。解説を聞いていて最も面白い先生の一人ですから、みなさんぜひお越しください。サイン本もたくさん販売します。(宣伝)


さて、続いては女流棋士いってみましょう。

1位 里見香奈
2位 塚田恵梨花
3位 山口恵梨子
4位 香川愛生
5位 谷口由紀

里見先生は女流王位のタイトルを失ってしまいましたが、先日ヒューリック杯棋聖戦で村田智先生に勝って、なんと次の相手が藤井聡太七段という驚き。まさに夢のカード。勝敗も気になりますが、里見先生が本局に臨む姿勢というか気持ちというか、そういうことを考えると夜も7時間くらいしか眠れません。お互いに悔いのない戦いをしていただけたらと思います。あと、どうでもいいですが塚田先生と山口先生は「恵梨」の部分が一緒だったんですね。こうやって書いてみて初めて気づきました(心底どうでもいい)。


気を取り直して今回の特別質問いってみましょう!今回は「将棋の一番の魅力は何ですか?」ということで、将棋年鑑でプロ棋士の先生に聞いたのと同じ質問をしてみました。

多かった答えをランキング形式で発表します。


1位 年齢性別関係なく楽しめるところ
2位 無限の魅力と可能性があること
3位 すべて自己責任
4位 人間ドラマがあること
5位 終盤のスリル


1位と2位はプロ棋士の先生の回答でも多かったところです。4位の人間ドラマはいわゆる「観る将」の方よりの意見でしょうか。なるほどーというものばかりです。

ここからは私的に面白いと思ったものをいくつかご紹介します。

・打ち歩詰めが反則であるところ
・この世に存在するゲームの中で一番面白い
・気づいたら時間が経っている点
・お金がかからない趣味なので、嫁に嫌ごとを言われない(切実)

・・・いろんな見方があるんだなと思いました。


と、いうわけでアンケート発表は以上です。皆さん、今回もたくさんのご応募誠にありがとうございました!


そして6月のアンケートはすでに始まっております!特別質問には「トレーディングカードにしてほしい棋士は?」という項目を入れさせていただきました。藤井聡太全局集愛蔵版で始まるプロ棋士のトレカですが、今後、将棋年鑑とマイナビ女子オープンでもノベルティとして制作することが決まっています。プロ野球カードならぬプロ棋士カードということで、集めていただけるとうれしいです。

今月ももちろん抽選で5名の方に将棋書籍をプレゼントいたします。

たくさんのご応募お待ちしております!


→早速6月のアンケートに答える

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