2017.12.06
永世七冠達成!羽生善治竜王が書いた将棋入門
羽生先生が書いた将棋入門書をご紹介
お得で気軽に参加できる将棋大会『第6回 将棋情報局最強戦オンライン』11月13日開催! エントリー受付中
2017年12月5日は将棋界にとって歴史的な1日となりました。羽生善治棋聖が渡辺明竜王から竜王位を奪取、前人未到の永世七冠を達成したのです。
実はその歴史的な日の1週間前、羽生先生著の将棋入門書が発売されたことを皆さんご存知でしょうか?
「楽しく覚えよう!将棋ビギナーズガイド」(全3巻)です!
ここでは、第1巻「入門編」の一部を紹介したいと思います。
「入門編」では、「この1冊で将棋は指せる!」とコピーに書いてある通り、将棋の知識がゼロの方でも本書を読むだけで、ルール通り将棋を指すことができるようになります。
まず、将棋で使う道具の紹介から始まり、
将棋の盤・駒を使った遊びの紹介があり、
脇道にそれますが、私の地元のまわり将棋ではもっとたくさんのルールがありました。例えば、5一と5九のように相手の反対側の位置に来たとき、「戦争」が始まります。戦争になると、互いに向き合って、その列を先に往復したほうが勝ちとなります。勝った方が駒が一つ昇格して、負けた方は降格する、というルールです。その他にも地方によってさまざまなルールがあるようです。
「まわり将棋」「山くずし」「はさみ将棋」の解説の後、いよいよ本将棋の説明に入ります。
駒の動かし方を覚えて、
駒を成る、駒を取る、持ち駒を打つことを覚えたら詰みを覚えます。
そのあと、反則と練習法を学んで
最後におさらい問題で終了となります。
将棋を指すために必要な知識が余すところなく網羅されていて、見た目的も大変分かりやすい内容になっています。
特に私がいいなと思ったのは練習法のところで出てくる「飛角鬼ごっこ」。
この本を読んで初めて知ったのですが、対戦型の練習で楽しそうですし、大駒の動き方や成り方、玉を追い詰める感覚を学ぶことができるので、とても良いと思いました。
初手△6二玉(図2)に対して、図3で▲2三飛成と指していますが、もし将棋を始めたばかりの方が▲2二飛成ではなく、この▲2三飛成を指したら、「才能あり!」と言っていいんじゃないでしょうか。
しかもその後、図のように△7二玉に▲5五角と進めてこようものなら、すぐさま将棋道場に連れて行ったほうがいいでしょう。
私も自分の周りで将棋を始める人がいたら、ぜひこの「飛角鬼ごっこ」を試してみたいと思います。
練習法のところではこの「飛角鬼ごっこ」の他にも「垂れ歩千本」や「歩なし将棋」などユニークなものが紹介されています。
将棋のルールがすぐに、楽しく覚えられる内容になっています。
本書を手引として、一人でも多くの方が将棋の世界に足を踏み入れていただければ幸いです。
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実はその歴史的な日の1週間前、羽生先生著の将棋入門書が発売されたことを皆さんご存知でしょうか?
「楽しく覚えよう!将棋ビギナーズガイド」(全3巻)です!
ここでは、第1巻「入門編」の一部を紹介したいと思います。
「入門編」では、「この1冊で将棋は指せる!」とコピーに書いてある通り、将棋の知識がゼロの方でも本書を読むだけで、ルール通り将棋を指すことができるようになります。
まず、将棋で使う道具の紹介から始まり、
将棋の盤・駒を使った遊びの紹介があり、
脇道にそれますが、私の地元のまわり将棋ではもっとたくさんのルールがありました。例えば、5一と5九のように相手の反対側の位置に来たとき、「戦争」が始まります。戦争になると、互いに向き合って、その列を先に往復したほうが勝ちとなります。勝った方が駒が一つ昇格して、負けた方は降格する、というルールです。その他にも地方によってさまざまなルールがあるようです。
「まわり将棋」「山くずし」「はさみ将棋」の解説の後、いよいよ本将棋の説明に入ります。
駒の動かし方を覚えて、
駒を成る、駒を取る、持ち駒を打つことを覚えたら詰みを覚えます。
そのあと、反則と練習法を学んで
最後におさらい問題で終了となります。
将棋を指すために必要な知識が余すところなく網羅されていて、見た目的も大変分かりやすい内容になっています。
特に私がいいなと思ったのは練習法のところで出てくる「飛角鬼ごっこ」。
この本を読んで初めて知ったのですが、対戦型の練習で楽しそうですし、大駒の動き方や成り方、玉を追い詰める感覚を学ぶことができるので、とても良いと思いました。
初手△6二玉(図2)に対して、図3で▲2三飛成と指していますが、もし将棋を始めたばかりの方が▲2二飛成ではなく、この▲2三飛成を指したら、「才能あり!」と言っていいんじゃないでしょうか。
しかもその後、図のように△7二玉に▲5五角と進めてこようものなら、すぐさま将棋道場に連れて行ったほうがいいでしょう。
私も自分の周りで将棋を始める人がいたら、ぜひこの「飛角鬼ごっこ」を試してみたいと思います。
練習法のところではこの「飛角鬼ごっこ」の他にも「垂れ歩千本」や「歩なし将棋」などユニークなものが紹介されています。
将棋のルールがすぐに、楽しく覚えられる内容になっています。
本書を手引として、一人でも多くの方が将棋の世界に足を踏み入れていただければ幸いです。
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