2017.10.11
マイナビ将棋書籍をタダで手に入れる方法 ～９月のアンケート結果発表～
９月にご回答いただいた将棋情報局アンケートの結果を発表します。
お得で気軽に参加できる将棋大会『第６回 将棋情報局最強戦オンライン』11月13日開催！ エントリー受付中
こんにちは。頭の中が解散総選挙の編集部島田です。
10月も気がつけば11日、ということで毎月恒例のアンケート結果の発表をしたいと思います。
９月もたくさんのご応募、誠にありがとうございました。
みなさんの書いていただけるメッセージを糧にして生きております。
まずはいつもどおり「こんな本が出たら読みたい！という本は？」から行ってみましょう。今回、ワタシ的に気になったのは以下の企画です。
（１）は雁木本。もはや恒例となりつつあります。とにかくこのリクエストが多いです。本書に関しては「増田四段の棋戦優勝待ち」という状態が続いていましたが、それが現実のものになりつつあります。このブログ執筆時点で新人王戦決勝三番勝負１－０という状況です。その１勝は当然の雁木。雁木からの４歩連続突き捨てからの最後は一手のムダもない寄せ。増田先生かっこよすぎ。「矢倉は終わった」と豪語してしかもそれを自ら証明し続ける男。増田四段が二期連続の新人王を獲得したら、即座に執筆をお願いすることをここに誓います。
（２）は阪田流三間飛車。菅井先生が王位を獲得したときに使った奇抜すぎる戦法。△３三金と上がって阪田流と見せかけてまさかの△３二飛。携帯中継を見ながらどういうことやねん！と誰もがツッコミを入れたことでしょう。タイトル獲得の大一番で新機軸を出すあたり、菅井先生もかっこよすぎ。ただ、この作戦、現状アマチュアが使いこなすにはあまりにも難しいと見ました。書籍化はもう少し定跡が整備されてからかもしれません。菅井先生にはもう一つの新機軸である菅井流三間飛車の戦術書をお願いしたいところです。
（３）は女流棋士名局集。複数の方からこのご意見をいただきました。これまで考えたことがなかったので虚をつかれました。確かに女流の先生の将棋も熱局、名局が多いですから、女流の歴史を織り交ぜながら紹介していければ、面白いものになるかもしれません。
（４）は石田流の対策本。石田流に対してなにかスパッと決まる対策があれば個人的に教えてほしいです。いつもわかっているのに負かされています。泣きそうです。最近石田流の戦術書を出せていないので最新の攻防を解説してほしいです。と、いうわけでこれは前向きに検討いたします。
（５）は角換わりの最新形。小林先生の「角換わりの新常識」はおかげさまで好評をいただいております。しかしほぼ毎日角換わりが指されているので、すでに本には載っていない新しい形がぽこぽこと現れ始めています。角換わりの最新形を扱ったガチの戦術書、これも充分あり得る企画です。検討します。
今回気になったものは以上です。他にもたくさんのご意見をいただきありがとうございました！今後の書籍づくりの参考にさせていただきます。
さて、続いてはこちらも恒例の人気棋士ランキング行ってみましょう。
９月の人気棋士は誰だったんでしょうか？
まずは男性棋士から。
１位 羽生善治
２位 藤井猛
３位 藤井聡太
４位 菅井竜也
５位 佐藤天彦
上位に入っている棋士はやはり将棋を観ていて面白い棋士ばかりです。１位の羽生先生は永世七冠がかかった竜王戦があります。これは全将棋ファンが注目するところでしょう。
さて、続いては女流棋士いってみましょう。
１位 里見香奈
２位 室谷由紀
３位 藤田綾
４位 加藤桃子
５位 香川愛生、塚田恵梨花
５位に塚田先生が入りました。師匠譲りの攻め将棋で、こちらもいつも観ていて気持ちいいです。各棋戦でよく勝たれていますので、タイトルに絡む活躍を期待されるファンの方も多いと思います。
続いては今回の特別質問。９月は「いま注目している戦法を教えてください」でした。新しい形が次々に生まれている昨今、皆さんの興味のある戦法はなんだったんでしょうか？ランキング形式で発表します。
１位 雁木
２位 横歩取り勇気流
３位 菅井流三間飛車
４位 角換わり
５位 角交換四間飛車
６位 中飛車
７位 矢倉
８位 阪田流三間飛車
９位 ノーマル四間飛車
10位 右玉
ここでも１位は雁木でした。寝ても覚めても雁木です。２位は横歩取り勇気流。これも流行の形です。なぜ▲６八玉と上がるのか教えてほしいです。３位と８位には菅井先生の新機軸が入っています。
皆さんが求めているものをいち早く提供するのが私の仕事、今後も皆さんの期待に沿えるよう頑張っていきますので、宜しくお願いいたします。
と、いうわけで今回もたくさんのご応募本当にありがとうございました！
そして10月のアンケートはすでに始まっております！
今回は特別質問に「ここ３カ月くらいで最も印象深い将棋は？」という項目を入れさせていただきました。
今のところ羽生－中村太戦や藤井聡－佐々木大戦を挙げている方が多いです。
こちらも来月ランキング形式で発表したいと思います。
今回も抽選で５名の方に書籍をプレゼントいたしますので、皆さん、奮ってご応募ください。宜しくお願いいたします。
→さっそく10月のアンケートに応える！
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10月も気がつけば11日、ということで毎月恒例のアンケート結果の発表をしたいと思います。
９月もたくさんのご応募、誠にありがとうございました。
みなさんの書いていただけるメッセージを糧にして生きております。
まずはいつもどおり「こんな本が出たら読みたい！という本は？」から行ってみましょう。今回、ワタシ的に気になったのは以下の企画です。
（１）雁木の本
（２）阪田流三間飛車
（３）女流棋士名局集
（４）石田流の対策本
（５）角換わりの最新形
（２）阪田流三間飛車
（３）女流棋士名局集
（４）石田流の対策本
（５）角換わりの最新形
（１）は雁木本。もはや恒例となりつつあります。とにかくこのリクエストが多いです。本書に関しては「増田四段の棋戦優勝待ち」という状態が続いていましたが、それが現実のものになりつつあります。このブログ執筆時点で新人王戦決勝三番勝負１－０という状況です。その１勝は当然の雁木。雁木からの４歩連続突き捨てからの最後は一手のムダもない寄せ。増田先生かっこよすぎ。「矢倉は終わった」と豪語してしかもそれを自ら証明し続ける男。増田四段が二期連続の新人王を獲得したら、即座に執筆をお願いすることをここに誓います。
（２）は阪田流三間飛車。菅井先生が王位を獲得したときに使った奇抜すぎる戦法。△３三金と上がって阪田流と見せかけてまさかの△３二飛。携帯中継を見ながらどういうことやねん！と誰もがツッコミを入れたことでしょう。タイトル獲得の大一番で新機軸を出すあたり、菅井先生もかっこよすぎ。ただ、この作戦、現状アマチュアが使いこなすにはあまりにも難しいと見ました。書籍化はもう少し定跡が整備されてからかもしれません。菅井先生にはもう一つの新機軸である菅井流三間飛車の戦術書をお願いしたいところです。
（３）は女流棋士名局集。複数の方からこのご意見をいただきました。これまで考えたことがなかったので虚をつかれました。確かに女流の先生の将棋も熱局、名局が多いですから、女流の歴史を織り交ぜながら紹介していければ、面白いものになるかもしれません。
（４）は石田流の対策本。石田流に対してなにかスパッと決まる対策があれば個人的に教えてほしいです。いつもわかっているのに負かされています。泣きそうです。最近石田流の戦術書を出せていないので最新の攻防を解説してほしいです。と、いうわけでこれは前向きに検討いたします。
（５）は角換わりの最新形。小林先生の「角換わりの新常識」はおかげさまで好評をいただいております。しかしほぼ毎日角換わりが指されているので、すでに本には載っていない新しい形がぽこぽこと現れ始めています。角換わりの最新形を扱ったガチの戦術書、これも充分あり得る企画です。検討します。
今回気になったものは以上です。他にもたくさんのご意見をいただきありがとうございました！今後の書籍づくりの参考にさせていただきます。
さて、続いてはこちらも恒例の人気棋士ランキング行ってみましょう。
９月の人気棋士は誰だったんでしょうか？
まずは男性棋士から。
１位 羽生善治
２位 藤井猛
３位 藤井聡太
４位 菅井竜也
５位 佐藤天彦
上位に入っている棋士はやはり将棋を観ていて面白い棋士ばかりです。１位の羽生先生は永世七冠がかかった竜王戦があります。これは全将棋ファンが注目するところでしょう。
さて、続いては女流棋士いってみましょう。
１位 里見香奈
２位 室谷由紀
３位 藤田綾
４位 加藤桃子
５位 香川愛生、塚田恵梨花
５位に塚田先生が入りました。師匠譲りの攻め将棋で、こちらもいつも観ていて気持ちいいです。各棋戦でよく勝たれていますので、タイトルに絡む活躍を期待されるファンの方も多いと思います。
続いては今回の特別質問。９月は「いま注目している戦法を教えてください」でした。新しい形が次々に生まれている昨今、皆さんの興味のある戦法はなんだったんでしょうか？ランキング形式で発表します。
１位 雁木
２位 横歩取り勇気流
３位 菅井流三間飛車
４位 角換わり
５位 角交換四間飛車
６位 中飛車
７位 矢倉
８位 阪田流三間飛車
９位 ノーマル四間飛車
10位 右玉
ここでも１位は雁木でした。寝ても覚めても雁木です。２位は横歩取り勇気流。これも流行の形です。なぜ▲６八玉と上がるのか教えてほしいです。３位と８位には菅井先生の新機軸が入っています。
皆さんが求めているものをいち早く提供するのが私の仕事、今後も皆さんの期待に沿えるよう頑張っていきますので、宜しくお願いいたします。
と、いうわけで今回もたくさんのご応募本当にありがとうございました！
そして10月のアンケートはすでに始まっております！
今回は特別質問に「ここ３カ月くらいで最も印象深い将棋は？」という項目を入れさせていただきました。
今のところ羽生－中村太戦や藤井聡－佐々木大戦を挙げている方が多いです。
こちらも来月ランキング形式で発表したいと思います。
今回も抽選で５名の方に書籍をプレゼントいたしますので、皆さん、奮ってご応募ください。宜しくお願いいたします。
→さっそく10月のアンケートに応える！
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