《ヤバい奇襲》 第18回【端角中飛車】—中央めがけて集中砲火じゃ~っ!|将棋情報局

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《ヤバい奇襲》 第18回【端角中飛車】—中央めがけて集中砲火じゃ~っ!

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ひきこもりブロガーの二歩千金(にふ・せんきん)です。

7月23日にマイナビ出版より『奇襲完全撃退マニュアル50』という奇襲破りの本が刊行されました!

本書では、江戸時代から続く伝統的な奇襲、アマチュアが考案してネットで大流行の奇襲、トッププロも採用する現代調の速攻作戦まで、幅広く収録しております。

⇩第17回の記事はコチラ⇩

今回のテーマは攻めっ気MAXの「端角中飛車」!!

オールドファンならば、つのだじろうの漫画『5五の龍』を思い出して懐かしい人もいるでしょう。それではGOGO!

初級編~端角つつくと恥をかく~

初手からの指し手
▲5六歩 △8四歩 ▲9六歩 △8五歩
▲9七角 △6二銀 ▲5五歩 △9四歩
▲5八飛(第1図)

第1図を「端角中飛車」の基本形とします。

本譜は△9四歩にかまわず強気に▲5八飛としましたが、安全に駒組みをしたいなら▲9八香も有力です(参考1図)。

以下△9五歩▲同歩△同香なら▲7五角(好手)△9八香成▲同飛がぴったりになります。

第1図以下の指し手①
△9五歩 ▲5四歩 △同 歩 ▲同 飛
(第2図)

△9五歩の端攻めは玉から遠いのでそれほど恐れる必要はありません。

第2図で△5三歩には▲同角成!と角ブッチし、以下△同銀▲同飛成△5二金右(△5二飛は▲同竜~▲8四飛)▲5六竜(参考2図)とすすみ、

参考2図は次に▲9五歩~▲9四歩と、▲5三歩~▲5二銀が見合いで、角銀交換の駒損でも先手が指せます。

第2図以下の指し手
△5二金右 ▲9五歩 △同 香 ▲3一角成
△同 角 ▲9五香(結果1図)

後手が△5二金右と穏やかに受ければ、先手も▲9五歩と手を戻します。

このまま局面が落ち着くと後手は一歩損だけが残るので勢い△9五同香と走りますが、▲3一角成~▲9五香で2枚換えできるのが大きい。結果1図は次の▲8四香が痛打となり、中飛車好調です。

上級編 ~角のレーザービーム!~

第1図を再掲載します。

第1図以下の指し手②
△4二玉 ▲5四歩 △5二金右(第3図)

△9五歩の端攻めはやぶへびだったので、△4二玉から囲いに移りますが▲5四歩が単純ながら嫌らしい歩突き。

第3図で▲5三歩成△同銀▲5四歩△6四銀▲同角△同歩▲5三銀△3二玉▲5二銀成△同金▲5三歩成で決まったように思えますが、△5七歩▲同飛△3五角の切り返しがあって無理攻めです(参考3図)。

▲5三歩成からの攻めができないようでは先手が困ったようですが、第3図ではとっておきの秘手があります。

第4図以下の指し手
▲6六歩(結果2図)

じっと▲6六歩が渋い歩突き。次に今度こそ▲5三歩成△同銀▲5四歩△6四銀▲6五歩が厳しい攻めになります。

後手は分かっていても9七角のにらみが強すぎてこれを解消する適切な手段がありません。

「明らかな無理攻めなのにいつも勢いで押し切られてしまう……!!」
と悔しさで頭をかきむしっている貴方。

──どうぞ、ご安心ください。

 

7月23日に発売された『奇襲完全撃退マニュアル50』に端角中飛車の対策をバッチリ記してあります!

 

続きはWebで、、、じゃなかった、本の中でお会いしましょう!

 

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著者

二歩千金(著者)
ひきこもり将棋オタク。
2013年に序盤研究ブログ「現代振り飛車ナビ」を開設。
中飛車左穴熊封じのオリジナル研究を公開しネットで話題に。
翌年に現在のメインブログ「人生0手の読み」を開設。
著書に『2手目△3二銀システム』『振り飛車3.0』がある。